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親は1000個ほどの卵を産み腹部で育て上げる。生まれた子は暫く親元で暮らすとメガロパになると独立して泳ぐ様になる。この頃から背中の独特な甲羅が出来ており他の特徴も脱皮によって形成されていく。無論捕食される個体も多いが生き残ってボジュデゲになれば基本襲われることは無くなる。
しかし本種の本領は鋏である。左右でそれぞれ斬撃と打撃用に分かれており敵に対しては急所を見定め右鋏で殴る事で気を失わせる。そして左鋏で硬い皮膚すら切り裂き完全に仕留めるのだ。部位破壊を行う事で藻の機動力を失わせたり鋏や頭などの本種の攻撃を和らげる事が可能かもしれない。
彼等の鰭は肉厚で遊泳のみならず殴打用としての役割も持つ。戦闘時には身のこなしを生かして強力な鰭の攻撃を行う。また尾鰭も強力で一撃でキャノラパすら簡単にダウンさせるサマーソルトを放つ。地味な雄が胸鰭による攻撃、派手な雌が尾鰭による攻撃を行う傾向が確認されている。
更に全身に海流を纏うことで高い威力を誇る突進を行う。その力は海面に上がれば荒波の中でも飛ぶように自らの体を持ち上げれるほどのものだ。その際には円軌道を描きながら対象へ即死級の威力で激突する。一方で真上か真下に逃れれば助かるばかりか後隙をつく事が可能となるであろう。