//=time() ?>
動道「帯ちゃん!」
パアッと明るくなった動道くんが顔を寄せると、彼女は巻きかけの包帯を握りしめて
包「病院ではしーっ…!りょーこもねんねしてるから…あと、ほのか、おきたのね…。」
と、たどたどしく手元を動かしている。
土屋「…動道は良いとしてなんでオレ様も生きてんだよ。生きてていい事なんてさ。」
歩きながら虚ろに言葉を零す土屋ちゃんに、動道くんが少し首を傾げてから言った。
動道「恐らく、希望が伝播したのです!」
月読「一生隠す事も出来るだろうけど、それじゃあここまでして俺達を生かそうとしてくれた人達にも、神無月さんにも、稲羽にも、緋凪にも、皆に顔向け出来ないから。俺なりのけじめをつけなきゃね。」
広木道「うん…そうなんだ。説明通り…。」
それだけ聞くと葵は一歩前に出て、また笑ってみせた。
蓮見「大丈夫だよ。僕達見ての通り本物。…説得力無いかな?」