//=time() ?>
ヒョイッ
舞琴「はっ?」
トルテ「いざという時は余が守ってやる。同じ様な境遇のコンも居るしな。」
舞琴「あ、あざっす。あの、降ろしてもらっていいスか?」
トルテ「普段は余が見上げる側だからな。偶には逆の立場でも良かろう…」
舞琴「いやあの、ちょっとラウネ?笑ってないでヘルプ…」
トルテ「ふはは…前にも見せたが、本来はこんな感じだ。フルパワーでは無いがな。」
舞琴「真の姿…なんスね?」
トルテ「いや、完全ではない…力も紅蓮の魔神と呼ばれていたあの頃の100万分の1も力は残ってない。今の余はあの頃の余の絞りカスみたいな物だ。」
舞琴「それでもあの威圧感なのか…」
ニ「守れるものは守る。そう決めていますから。」
詩桜莉「だからって私を庇って刺される必要無かったじゃない…」
ニ「咄嗟の判断でしたからね、既に体は動いていたもので…それにぼくのこの傷だけで詩桜莉さんの命と笑顔を守れたならぼくは幸せです。」
詩桜莉「ば、馬鹿…」
詩桜莉「ちょっ、ちょっとアンタその傷ってまさかあの時の…」
ニ「これですか?あぁ…確かそうですね、昔通り魔事件があった際の物です。あの時は焦りましたよ。」
詩桜莉「たまたま私が標的にされて一緒に居たアンタが助けてくれたあの瞬間は忘れようにも忘れられないわ…」