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『バットマン:ラストエピソード』もそうよな。「この世界から決してなくならない不条理と理不尽から生まれたヒーローに与えられる唯一の休息は死であり、死ぬまで戦ったことで与えられる祝福は『何度生まれ変わっても不条理と理不尽に抗う勇気を持ちつづけられること』である」って話だったわけよ。
『一夢庵風流記』が宝塚の舞台にできるなら、山風もできるかな?荒山先生もできるかな?と思った。山風は『忍法八犬伝』か『風来忍法帖』ならいけそう。荒山先生は……『竹島御免状(a.k.a.いきものがかり)』かな。
豪屋大介『デビル17』を読んだときには、既に平井和正を経由して大藪春彦に行き着いていた後だったので、こんなに「大藪春彦してる」ジュブナイル小説(ライトノベルって概念はまだなかった)もないなとおもったものでした。
欠点らしい欠点と言えば、この一作で話は完結せず、続編『ドラゴンはダメよ』(邦訳あり)でも完結せず、現在に至るまで完結編は出版されていないところ。仮に出版されたとしても、いまの電撃文庫で邦訳が出るとも思えないし……完結まで読み切ることは絶望的でやんす。
作品世界固有の勢力や歴史、独特の魔法体系があるものの、それらについて詳しい説明はなく、それがテンポのよさにつながっているので、これはそうとうハイブロウ/ハイコンテクストな内容。同傾向の先行作品であるテリー・プラチェット『ディスクワールド騒動記』に比べてオタクっぽいかな。
G.コスティキアン『ある日、どこかのダンジョンで』上下全二巻を読み終わった。D&Dに代表されるようなオーソドックスなTRPGをモデルにしたような中世ヨーロッパ風ファンタジ世界を舞台に、とあるパーティがダンジョンで手に入れた彫像が引き起こす大騒動を描くパロディ小説。オモチロでした。
山本康人『打撃天使ルリ』一巻を読んでます。同作者の『打撃マン』は高校時代にめちゃくちゃハマってたので、その姉妹編にあたる『〜ルリ』のことは知っていたけど、いままで読んでなかったのです。怒りに歪む顔の写実と「だしゃあ!」の声、そして抑えた情熱のにじむセリフが最高。
『ギレルモ・デル=トロの驚異の部屋』第二話「墓地のネズミ」は、ヘンリー・カットナー「ねずみ狩り」が原作か!どおりで古式ゆかしいパルプホラー/クトゥルー神話関連作品なわけだ、原作がヘンリー・カットナーではね!
G.コスティキアン『ある日、どこかのダンジョンで』上巻を読みました。D&DをはじめとしたオールドスクールなTRPGをパロディしたファンタジーで、上巻の前半がダンジョン探索、後半がシティ・アドベンチャーになってます。