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六喰「ふんむ…。皆でどこかにいこうとしてるようじゃが」
十香「これからハロウィンパーティーなるものを士道の家でやるらしいだからそのためのコスプレ?を買いに行くのだ。六喰もどうだ?」
六喰「ふんむ…。ではむく達も行くとしよう」
真那「そうですね。行くとしましょう」
十香「うむ!」
折紙「そう。士道に大人の階段を登る魔法をかける」
千代紙「却下です!!なんで五河くんにそんなことをしようとするんですか!」
折紙「なんの事か分からない。詳しく説明して」
千代紙「そんなのわかって…」
折紙「説明して」
千代紙の顔はどんどん赤くなった。
千代紙「うぅぅぅ…」
耶倶矢「そういえば、今月なんか服やら化粧品が増えていたような?」
この時この2人以外の全員は「予算の都合か」と察した。
折紙「私達は、サキュバスでいく」
千代紙「はい!………。え?!」
折紙「どうしたの?」
千代紙「いやいやいや今朝魔法使いとか魔法少女とか言ってましたよね!?」
十香「私はコスプレ?がなんなのかわからん!」
折紙「話にならない」
千代紙「こら!そんなこと言わない」
耶倶矢「くくく我は、この世の頂点に君臨する存在ヴァンパイアの衣を買うのだ!!」
夕弦「返答。夕弦はゾンビナースにしようと思います」
凜緒「大丈夫、それでどこに行くの?」
凛音「それはね~着いてからのお楽しみ」
凜緒「え~」
◇
学校帰りの十香達は四糸乃からの連絡により共にコスプレショップでコスプレする衣装を決めることになった。
万由里「それで?みんなは何にするつもりなの?」
私はもう凜緒ちゃんや私自身を失いたくない。
あの日、凜緒ちゃんが消滅した後私は死んでしまいそうなくらい胸が痛かった。
士道が選んだ答えに間違いはないと信じたけど………やっぱり私はあのまま士道と居たかった。
凜緒「ママ、ママ!」
凛音「は!ごめんね凜緒ちゃん」
凜緒「ねぇ、ママなんかおばけのかっこうしてるひとが、いっぱいいるね!」
凛音「そういえば今日はハロウィンだったね。あ、そうだ!ねぇ凜緒ちゃんパパをびっくりさせてみない?」
もうこの時点で驚ちゃうと思うけど…。
凜緒「うん!凜緒パパを驚かせたい!」
ルーラーの権限を鞠亜に渡した凛音は、凜緒と共に商店街を歩いていた。
凜緒「ママ?」
凛音「どうしたの凜緒ちゃん?」
凜緒「鞠亜お姉ちゃんにるーらーの力わたしてよかったの?」
凛音「うん。あれは私が持ってちゃいけないものなんだ」
また、あの時のように繰り返してしまうかもしれないから。
鞠奈「はいはい付き合うわよ。口うるさい鞠亜」
鞠亜「口うるさいは余計です。では行きましょう」
鞠亜は鞠奈の手を握り、士道の家に向かった。
最初は引き離そうとしたが、鞠亜がしつこく手を握ってくるので鞠奈は諦めて手を繋いだ。
鞠奈「…!!。あんた何をしたの?あんたが最初からルーラーだなんてありえないはず」
鞠亜「はい。私は受け継いだだけです」
鞠奈「誰から?」
鞠亜「凛音からです」
鞠奈は深いため息をつきベンチから起き上がった。