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バトルアスリーテス大運動会の海外盤Blu-rayなんかは、ディスク一枚に全話入れた無理やり圧縮で画質もよくなく更に貧乏ビスタ化と聞いてたから、このナナのBlu-rayは相当良いほうだと思う。
画角を弄るのは本当やめてほしい。
…ん!?「七人のナナ」の海外盤Blu-rayが出てたっぽい。とりあえず早速注文した。
画質等はマスターのままだろうけど全26話3枚組というのがいい。ディスク入れ替えが面倒なので。
ちょうど最近見返そうと思ってたところ。
ここの、窓から見た景色で海の上をカモメが微かに飛んでいる。
この景色の絶妙な「退屈さ」が本当に上手い。
あれだけ憧れていた「海」が、地味な路地の隙間から微かに見えるただの水たまりに見える
窓を開けた瞬間は顔を輝かせているキキも、『見慣れてみると意外につまんない』というような顔をする
某有名レビューだとアルター版が決定版みたいに書かれてたけど、原作派には確実にコレが決定版。
アルター版は旧アニメ準拠なのでドレスの先っぽの棘状の黒い装飾も削除されてる。
びっしり張り巡らされてるコレがあるのと無いのとでは情報量が全然違う。
グリフォンの真紅をようやく確保出来た。
アルター版は顔が旧アニメ版すぎて好きじゃないので結局まだ入手していない。
もうローゼンメイデンの新作スケールフィギュアはそうそう出ないだろうので、原作派にとってはグリフォン版が決定版と言っていい。
温室育ちのお嬢様が荒くれ者の船員達と旅を共にする、旅の過程でお互いがお互いに感化される、こういった描写はやっぱり宮崎監督が得意。
今作にも一応ちゃんと描写はあるが肉付けが非常に薄い。宮崎監督ならもっと「盛った」と思う。
ディテールを省いた表現故に実現できるザックリとした色使いも美しい。
細かい色分けは無視して(それでも実は相当細かく塗り分けられてるけど)、そのカットの空気感を伝えるために支配的なイメージカラーが決められている。
予想外にレイアウトも良かった。前半の日常パートは気持ちのいいレイアウトが多い。写実的というほどじゃなく空間表現がしっかりしている。これも昨今の行き過ぎたカメラ的表現をする日本の作品と比べると気持ちいいと感じる塩梅だった
統一感のないカメラ的パースの暴走に「酔い」を感じる体質なので