//=time() ?>
三人組の気合の入った調理シーンと実際に出てくるモノがまるで違うのが面白い。勿論ちゃんと理由がある。私は見たことないのだけど、今川監督の過去作のミスター味っ子のオマージュでもあるらしいこの回。
「ヤマノススメ サードシーズン」で松尾祐輔さんの単独原画回でも飯の作画が無茶苦茶うめぇと思ったけど、このライスの影付け表現はそれに通ずるデフォルメ感。
実線で描くとマズそうに見えてしまう。
茶碗のカットは手も上手いな…小さい茶碗を指の腹で支える力加減がちゃんと描かれてる。
ここの絵が凄く好き。というか無茶苦茶上手い。腕を上げたナナレンジャースーツのピッチリしつつ付いてる皺や、メット部分の立体感。眼の小さい作画も好み。微妙なニュアンスの表情付けもうまい。
と言ってもこの回は初っ端からバリバリ山口さんのカットが出て来たり視覚面で面白い。
そして中盤いきなり西田さんのカットが出てくるのも面白い。上手すぎて浮いている。こう見るとやっぱり第二話のは西田さんの修正じゃないな。個性が物凄く出るからすぐわかる。
そういえばこう、ナナ達が計略を練る時にいつも土蔵を使うのが何故か好きだったことを思い出した。秘密基地的なワクワク感。
京都の古い町並みも七ナナの魅力の一つ。
魔法少女アニメを宮崎流に解釈したのが「魔女の宅急便」だったとして、宮崎監督は少女アニメの変身マインドの分からない人だったように思う。
キキはずっと魔女服だし千尋の仕事着にも変身マインドは感じない。
若おかみの「衣装チェンジ」にはしっかり変身マインドを感じる。エライ。