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アニメてにをは@石曽根正勝さんのイラストまとめ


もののけ姫演出助手/となりの山田くん企画準備スタッフ/ジブリ刊行の雑誌『熱風』にて2021年、アニメ論考「アニメのてにをは事始め」を1年間連載の実績あり/宮崎駿さんからいただいたあだ名は、逸材くん/本名は石曽根正勝です/noteやっています(下記URL)/フォローして楽しんでください!
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【390~①】建物の頂上部を跳ねると、そのままキキの動きをカメラは追い、すぱっと視野が広くなります。
ここは標準的な寸法の背景ではなく、いわゆる『長セル』を効果的に使っていますね。
思わぬ屋上にひとが映りこんでいてユーモラス。

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【389】キキはいま、何重にも『飛ぶことの困難さ』と戦いながら『飛んで・います』。
①本調子でない自分の飛行能力。
②慣れないデッキブラシ
③狭い街路の間を縫うように飛び跳ねる
④そして重力との闘い
それら複雑な『作用/反作用』の動きを、一気に見せる。

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【385】宮崎アニメのヒロインが緊張・集中するときに起きる、髪の毛の総毛立ち。
しかし本人の総毛立ちとシンクロするようにモノ(デッキブラシ)も総毛立ちするケースは珍しいのではないでしょうか?

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【383】キキにアップ。尋常でない集中力が極まるように、顔や表情が小刻みに揺れつつ・変化していく。
髪の毛もぞわぞわっと動くのは、宮崎アニメお得意の記号的表現。

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【379】さて再開です。
デッキブラシに偶然出会ってホウキがわりにキキがこれから飛ぼうとしています。
いやあ、いま簡単に予習してましたが、どれだけのことが言えるのか、正直自信がありません。
では、いきましょう。

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【378】ようやくデッキブラシ登場。
なぜか道端には何本もの吸い殻が。世相でしょうか?
ここからやっとクライマックスですね。
ちょっとここで休憩入れます。
何時になるかわかりませんが、今夜はもう少しやります。

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【374】ここは群衆シーンとしても作画上の作業が大変だったと思うのですが、『魔女』のこのシーンで特徴的なのは『人と人とが接触する』瞬間が多いですよね。人体がぶつかったときの『ぐにゃ』っとした感じが何度も登場して面白いですね。

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【367】トンボがロープの端のパトカーにぶつかって、パトカーはフェンダーだけ残して落下する。
『てにをは』でもなんでもないですね。超微速度に鑑賞してるだけですな。

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【342】すごくわかりづらいですが、ウルスラはコップを揺らしています。
ほんとうに些細なアクションなのですが、こだわりを感じさせます。
作画としては、こういう動きはどれほどの難しさとやりがいがあるのでしょうか?

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【341】ここのキキの、額から頬にかけての『球面的なフォルム』は、千尋のこの輪郭を強烈に思い出します。
『球面の魅力』とはアニメ・作画にあって、『表面張力をいかに描き出せるか』という課題と関わっていると思うのです。

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