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まぁ、傲嵐は自己の存在を水無瀬に結合しているので、否応なく水無瀬が半不死身化している可能性はおおいにあり、そうするとふたりして永劫に死なない。
傲嵐の存在が水無瀬に引きずられて有限化=寿命が生じていれば、という仮定での死の概念ですね。
ただ、水無瀬と結ばれてからは彼女が世界の半分=自身にとっての人間を代表する存在になったから、自身の死は彼女の死に従属するものだと思ってる。
彼女が自身に死を望めば消滅するだろうし、それを望まなければ、また永遠に砂漠を渡る砂粒と風に還るだけ、と。
ちなみに、毎度、傲嵐からであれなんだけど
彼は人間の持つ「死」という概念を、その多様性も含めてある程度、理解している人外。
自身にとって“人間の死”とは、対象となる個人の肉体が生命活動を停止し、消失すること。
ただ、おのれがおぼえている限り、対象が存在した事実は消えないとも思う。
誰も期待してないオマケとして、雷閃が生まれた氏族の常識の中で、彼の「面倒くさい」意識を発揮したら、こんなふうに彼の父ぐらいの短さでいたかもしれない。
しかし、この短さも割とこまめな手入れが必要なので、意外に散切りで放置したかもしれない。
天羽々斬は冠を着ける都合で、あの髷が必要というか彼の好みはあんま反映されてない。
主を守るもの=武官=武官束帯姿=冠の中は髷、という都合でのみ構成されてる。
役割が姿形を作るという意味では生粋の刀剣の権化。
天之尾羽張は、まぁ、神だから。あれ、龍神様の髭だから。というのは冗談として、彼の常識的に力のある位の高い男は、あれぐらいの長さで髪を結うものだと思ってる。
そして彼は髪をほどくと意外に長い。神威の顕れである。
常識的な髪型が多い中で例外的にビジュアル系な黒野氏。
長い理由は長髪は特徴的なので、長髪というだけで顔形に注目が行きにくい=影武者を立てやすいから。身代わりで死んだ男は五指に余るはず。長さは取り回しがしやすい限界。かつ、思い切って切れば目を眩ませやすい髪型。実利しかないの、これ。
その亜嶺須はどうして長髪かといえば、たぶんロックだから、もとい彼の好みなんじゃないでしょうか。
能力の安定とかどうでもいいし〈スサノヲ〉一族は短髪が多いという風潮にも逆行できてちょうどよかったのでは。
しかし、この髪を気に入りの侍者にしか扱わせないから厄介。雷閃が手入れしたのかな。
主我は実は後ろ髪が少し長い設定。これは彼の好みというか、魔術的な意味合い(力が安定する)とか昔からの髪型で気に入ってるとか、そのへんの事情もあります。
「抱いてる女が縋るところがあったほうがいいだろ?」というのが本人の談。気に入らないと縋る女の手指ごと切り落としたりしますがね。