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石斎(加賀知)は当時にしてみれば短髪といえば短髪、長髪といえば長髪の散切り頭。
真人のところでも触れましたが術士の髪というのはいじるにも日を選ばないといけないので、里では髷を結わない奴も多くいました。人目についたり怪しまれるのは隠形(姿隠し)で誤魔化せるので。石斎は面倒なので、あれ。
真人の髪は、それこそ伸ばす理由もなければ切る理由もなくてあれ、って感じだと。
術士の里で生まれ育った鬼神の子なので、髪を切るにも日を(占って)選ばないといけない。しかし面倒を見てくれる義母=水無瀬は仕事で不在がち。日を選んでるうちに伸びたし「面倒だからこれでいいよ母ちゃん」が真相。
傲嵐も、あれで後ろ髪が長いほうだけど意識してのことではない。首筋に毛がないと違和感があるだけじゃないかと思うけど気のせいかもしれない。水無瀬が引っ張ると自在に伸び縮みしたりするので、あんま気にしてあの長さじゃないと思う。なんとなくで身長も毛の長さも好きに変わるイカサマ人外。
雷閃が長いのは一成のところでも話したとおり、〈旧世界〉の法則が適用される領域では、能力(特に術資質)の高い者は自動的に長髪化するため+切っても伸びるから面倒くさくて放置というのが真相。
自身は雪弥(彼を五感喪失に追いやった根源)が愛でた髪でもあるので切りたいが意味ないのでやめた。
カーシャが長じたのちである一成が長髪なのは、雇い主の貴族が彼の見目に映える金髪を愛でたため。
〈転成〉後も長いのは
・能力が高いものは長髪になりやすい
・一成自身が短くする必要を認めなかった=切らなかった
・華燿と雷閃の好みが影響した結果
などの理由があげられます。切っても戻ったはず。
あー、設定上の話として真面目にすれば。
カーシャがおかっぱだったのは母の希望=女の子でいるため。
出奔して以降は、自分で見目良く切れる限界がおかっぱだった(出奔直後はザクザクの散切りだった)
ちなみに #黒蝶 で書いたとおり、水無瀬にも瞳術の心得はあります。生粋の血筋である石斎ほどの威力はないというだけで、十分に即死・魅了・意識混濁・昏倒などの効果は発揮します。