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”Elfland”
妖精が住んでる古い館には、
なみだも悲しみもないんだ。
さあ、丘へ登ろう、おいでよ、早く、
そして妖精たちと暮らそうよ、エリザベス・アン!
──W. デ・ラ・メア『妖精詩集』(荒俣宏 訳)
📷Ida Rentoul Outhwaite, Hilda Cowham, Margaret Clark, Helen Mary Jacobs
すべて真実なこと、すべて尊ぶべきこと、すべて正しいこと、すべて純真なこと、すべて愛すべきこと、すべてほまれあること、また徳といわれるもの、称賛に値するものがあれば、それらのものを心にとめなさい。
──ピリピ人への手紙第四章 8
📷アルフォンス・ミュシャ『百合の聖母』1905年
フランシス・マクドナルド
Frances Macdonald MacNair (1873-1921)
スコットランド、グラスゴー派。
『Moonlit Garden』
人魚姫
では、わたしも、死んだら、海のあわになって漂わなければならないのでしょうか。
永遠の魂をさずかるための方法は、何もないのでしょうか。
──アンデルセン「人魚姫」(大畑末吉訳)
1. Cecile Walton
2. Dorothy Pulis Lathrop
3. Harry Clarke
4. William Heath Robinson
イーダ・ボハッタ Ida Bohatta
1900年4月、ウィーンに生まれる。ポストカードの仕事を経て絵本作家に。
ドイツ語圏で、世代を超えて愛されてきた作家で、その著作は70冊を超える。 愛らしくユーモアあふれる作品の数々は、草花やちいさな生き物たちへのあたたかい眼差しが印象的。1992年11月、没。
妖精といえば、シシリー・メアリー・バーカーのフラワーフェアリーが知られていますが、イーダ・ボハッタの描くお花の妖精も好きです。
ベスコフやオルファースの影響が感じられ、とても愛らしいですが、妖精の凛とした美しさや、もの悲しさの滲む絵もあったり…
妖精を知る人の作品だなと思います。