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「ジェーンさんどうかしたんですか?」
ジェーンの様子がおかしい事に気が付いたラリーは問いかける
「……あの角頭は…」
角頭。
これまで何度もラリー達が幾度も相対してきたEXMのことである
「あのEXMの事ですか?」
「あの角頭、どういった奴で?」
説明を要求するジェーン
「まだあれだけのEXMがいたの⁉️」
残存するEXMを引き連れたリーダーに全員が臨戦態勢に入る
「敵も必死…という事でしょうか」
ライフルを構えて相手を見据える
「…………………………」
対照的に先程の臨戦態勢を解くジェーンがそこにいた
「本物であろうと偽物であろうとも、わざわざ顔を見せに来たって事は…最後の戦いを御望みでしょうか?」
臨戦態勢を取るジェーン
「はっ❗早い話そういう事さ、野郎共‼️」
オルガの掛け声と共に複数のEXMが現れる
「残存兵力総出ってやつよ‼️」
アルゴス同盟軍EXM部隊残存部隊が有志達を見下ろす
「そのMIAの人が何でここにいるんですか、まさかマクシオンの手にかかった…」
ラリーが先のポールオスターの一件を思い出す
『違ぇよ…俺は本物だ、といっても信用されねぇだろうがなぁ?』
ラリーの反応に対しある程度の返しが出来ると言う事は
『人間収集関連』の事柄は、把握しているらしい
「オルガ…ヴァシリッサ⁉️」
リーダー機のパイロットの名を聞いた瞬間、ミリアが驚愕の声を上げる
「知ってるのですか、ミリアさん?」
トビアスがミリアに訪ねる
「地球連合軍のEXMパイロットです❗レオン=エルドリッジと同じくMIAで行方不明になっていた人です‼️」
「なんだって⁉️」
ラリー達のいる場所から離れた山岳の丘から一機のEXMが姿を表す
赤と白のツートンカラー
獲物である槍を携えるその姿
事前に得ていた情報通りのものであった
『よく来たな有志連合、俺がこのコロニーの主…オルガ=ヴァシリッサ少尉だ』
広域通信で有志達に、司令部に向けて発信する
「が、外部からの通信ですか⁉️」
突然の事にラリーも驚く
『気をつけて下さい❗どうやら発信源はラリーさん、貴女達のいる場所の近くです‼️』
トビアスの通信に一気に現場が騒ぎ出す
「この近くって⁉️」
「何処⁉️姿を見せなさい❗」
左右を見渡し警戒を強める
『言われなくとも、見せてやるよ』
「ん?グレイソン、何か言ったか?」
「え?いえ、自分はなにも言ってませんが?」
突然の言葉に司令部にいる二人は疑問符を浮かべる
『オッサン二人揃ってボケかましてんじゃねえよ』
声の主が再び通信後しに語りかける
「本隊及び有志ネットワークに該当無し、外部からの通信です❗」
「「⁉️」」
『四脚EXMが量産されていたのは驚いたが、このコロニーのリーダー機は奴だからな』
エレミア内で確認されただけでも10機以上は確認された
『大方、戦況が不利になったのをみてママの所にでも逃げ出したのではないか?』
ローレンツが小馬鹿にする様な物言いをする
『誰が逃げるかよ、馬鹿野郎』
『本当にアンタは自由人だな…』
グレイソンが呆れた様子で通信を飛ばしてくる
「ええ、それが私ですので」
どや顔を決めて言葉を返すジェーン
『たくっ…それより、だ
各自、コロニーの制御を取り戻したからと油断しないでくれ、例のリーダー機が発見されていない』
件の写真のEXMの話をする