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事の発端は、エレミアを占領するリーダーが自爆装置を起動させた時の事だった
一部の有志がリーダー機から発信されたデータを傍受しそれを司令部に転送した途端、仕込まれていたプログラムが発動し司令部の機能が蝕まれる事態に発展した
損害は小規模に抑えれたがそれでも無視は出来ないものであった
レジャーコロニー【エレミア】の戦闘が終わり、駐留部隊と交代し有志達が帰還する頃、作戦司令部では今後についての話し合いが行われていた
「エレミアでの戦闘も終結残りもわずかって訳だが…」
司令部のスタッフ達が慌ただしく動く
「まさかこのような事に陥るとは、想定外でしたね…」
@AyaCsda 「なのでおそらく取得元であるアナタのEXMにもこのプログラムが発生すると思いますので気を付けーーーーー」
全てを言い終わる前にEXM事態のプログラムが全てデリートされ強制的に通信が切られ行動不能となった
(今後のストーリー進行に影響が及ぶ為強制的処置を適応します)
@AyaCsda 「………ダメですね」
ミリアの変わりにトビアスが受け付ける
「かなり特殊なプログラムが使用されているみたいですね」
データの解析を行うメンバー達が慌てだす
「違法に取得したデータを読み込むと安全装置が働いて『全ての端末をデリートする』機構が働くみたいです」
司令部が騒然となる
「オルガ❗リーダーから離れろ‼️他の有志達も距離をとれ❗」
グレイソンが退避を呼び掛ける
「……」
自爆装置を起動させたオルガをモニター越しに辛そうな顔をするミリア
『俺達は投降しないんじゃない、投降は許されないだけだ、覚えとけ…これが俺達の覚悟であり、定めってやつだ…』
『そして条件の中には、俺達の命は含まれない…』
コックピットの端末を操作しはじめる
ーーー自爆装置起動
電子音が響き、モニターに数字のカウントダウンが始まる
『俺達の命はこのEXMの戦闘データと引き換えに清算される…それが【奴等】が提示した条件だ』
自爆。
先のリーダー機と同じ展開だ
軋む機体をお越し立ち上がる
槍を構え有志達を見据える
『俺達は復讐を果たす為にあの【地獄】から戻ってきた…俺達を見捨てた連中をぶっ殺す為に…俺達を利用する連中に一泡吹かす為に…その為に隊長は【奴等】と取引をした』
武器を構える
『俺達にこの武器を提供する事を条件にな‼️』
「……。」
何やら悲しそうな表情を浮かべるミリア
「大丈夫か、ミリア少佐?」
心配するグレイソンに「大丈夫です」と答えモニターに向き直る
「貴方はもう逃げる事は出来ません、大人しく投降して下さい」
投降を呼び掛ける
『…残念だがよ、美人さんの頼みでも降りるつもりはねぇんだ俺達は』
『っ⁉️』
司令部の端末にオルガが映る
「…此方、有志連合地球連合軍所属ミリア=ヴェルデ少佐です」
モニター越しに自分の身分を明かすミリア
『………。』
相手を凝視するオルガ
『……はじめまして少佐殿、まさか指揮官殿まで美人さんとは羨ましい限りだなぁ?』
挨拶と共に茶化しにかかった
『可能ですが…はい…』
誰かと話をする美女のオルガ
「ああぁ?」
通信越しに首をかしげる満身創痍のオルガ
『……オルガ=ヴァシリッサ。有志連合の指揮官が貴方と話がしたいとの事だ』
「俺と?」
『地球連合軍の所属です、繋ぎましょう』
そう言うと、モニターにミリアの姿が表示される