//=time() ?>
狛梅丸を庇いに飛び込んできたリリトの腕に食らいついた。
一見普通の蛇と何ら変わりはなかった。白い身体に青い目がよく目立つなと、そう思った。
「語る夢は笑うものじゃないであります!!」
ガシャーンとどこか遠くで音がしたかと思えば『30分間置いたものがこちらになります』と言わんばかりに再びこじ開けた顔からふっくらと丸みのある生地をボウルごと取り出した。
「縮んでいるような……?」 「え?パンの生地って縮むんでありますか?」 「そんな ばかな」
俺が欲しかった彼女はそうやって笑う人だった。
「俺は、お前さえいてくれればいいであります」
『イヤーーーーーッ!』「ウワーーーッ!??」
「……り、『料理教室、メニュー…鶏肉のシチューと米粉のパン』……は…??」
リリトの言う通り確かに不気味だ。この怪物と思わしき物体が何をしてくるのか。