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クッションを手に取りシルムは大きく掲げた。座布団のサイズほどあるクッションだ。包みで端と端を捻るようにして包装されたよく見るような形をしてたデザインだった。
「…………。……あ、ショッピングモールって言ったほうが分かりやすい?それともデパートかな。この雑誌に載ってるキャンプ道具を置いてあるはずだよ。なんなら一度行ってみたらいい、ここからそう遠くはないだろうし」
なるほど!と二人は元気に頷く。
「えっと…これ、見てたのだ!」
「ふーん、キャンプ行きたいの?いや違うか…確かに今の状況、変な事に巻き込まれない為には街から出ていくのも手だよね。賢いと思うよ」
飴を手に取らなかったからなのか、シルムから飴を顔に押し付けられているシャノワールはルイスに微笑んでいる。
「でもすごいよねぇ。だってシルムたちが公園で戦ったときはもっと大変だったのにぃ、二人で倒しちゃったんでしょお?」
「それは相手が一体だったからだと思うのだ」
「そっかぁ。ルイスちゃん頭いいねぇ」