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かみのけ座は古代エジプト王妃ベレニケが、夫の戦の無事を祈って、自慢の髪の毛を女神アフロディーテに捧げたものが星座になったと言われています。また、神殿に供えた髪の毛が消えたため、宮廷天文学者がとっさにこの話をしたとも。おもしろいエピソードです。
しし座とうみへび座の間にある「ろくぶんぎ座」。六分儀とは角距離を測る器具ですが、火事によって愛用していた六分儀を失った天文学者ヘヴェリウスが、苦い思い出を忘れないように設定したそうです。
りょうけん座は17世紀にヘヴェリウスが星図に採用し星座として認知されるようになりました。二匹の犬が描かれていますが、北側の犬がアステリオン、南側がカラという名前だそうです。
春は二重星がよく見られるのですが、肉眼でも見やすいのが北斗七星のミザールとアルコルです。空の状況がよければ、目のいいひとなら肉眼でも分離できます。さらにミザールは望遠鏡で見るとこれまた二重星です。
かに座の足の先のι星も二重星で、小型の望遠鏡でも黄色っぽい星と青い星に分離することができます。色違いの星が並ぶ様子から「春のアルビレオ」と呼ばれることもあります。
今日は昼間は雨で、日が暮れて気温がぐっと下がる夜です。近畿地方は春一番が吹いたようです。こんな日は晴れていると星がよく見えるかも。今の時期に見てもらいたいのはしし座です。東の空の一等星レグルスを目印に、星座線を結んでみてください。結べると嬉しい星座です。