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北斗七星とふたご座とぎょしゃ座に囲まれたあたりは明るい星が少なく、星座はありませんでしたが、17世紀の天文学者ヘベリウスが「この星座を見つけるにはやまねこのような鋭い目が必要」として、やまねこ座という星座を設定しました。
おおいぬ座より南側には「とも座」という星座があります。「とも」とは艫と書き、船尾のことで、この星座はもともとアルゴ座という大きな船の星座でした。1922年に88星座が決定される際、「とも座」「ほ座」「りゅうこつ座」と3つに分割されました。
カノープスは昇ってもすぐに沈んでしまいます。大阪では地平線から出て沈むまで3時間半しかありません。低空で大気の状態にも左右されやすく、滅多に見られないことから「見られると寿命が延びる」と言われたりもするありがたい星です。
アンドロメダ座とはくちょう座の間にあるとかげ座。設定者は17世紀の天文学者のヘヴェリウスです。彼の星図では「とかげ座」だったり「いもり座」だったりしますが、とかげが定着したようです。天の川の中にあるので、いもりも違和感はないですね。
8時頃、南の地平線付近が開けたところに2等星と3等星をいくつか見つけられたら、ほうおう座かもしれません。日本からは中々見られない星座です。不死鳥フェニックスをモチーフにした星座で、日本名の鳳凰とは同一ではありませんが、東西の霊鳥を表す訳の妙ですね。
くじら座の南側にはろ座という星座があります。18世紀の天文学者ラカーユが設定した科学道具星座シリーズです。「ろ」とは炉のことで、化学実験炉の星座です。4等級以下で日本からは低い空にあるためほとんど見えません。
10月の最接近以降、地球から遠ざかっている火星。現在はちょっぴり明るさが落ちて-2等級の明るさです。それでもまだまだ明るいです。今年7月にはNASAや中国、UAEの火星探査機が打ち上げられ、現在火星を目指して航行中です。いずれも来年2月到着予定で、新たな発見が期待されます。
おうし座の一等星、アルデバランが夜8時の空に戻ってきました。ぎょしゃ座のカペラに続いて「冬のダイヤモンド」2つめのメンバーです。六角形が出来上がるにつれて気温も下がり冬に近づいていくのを実感します。
くじらを退治したペルセウスは、アンドロメダと結婚し、ペルセウスの故郷であるアルゴスで暮らしたとのことです。このような英雄がお姫様を救う物語の定型は現代でもありますが、ペルセウス型神話と呼ばれたりするようです。秋の夜長には、頁をめくるように星を紡いでみてください。
今日は旧暦の八月十五夜。 #中秋の名月 です。
旧暦では季節は暦で決まっており、秋は七~九月の約九十日です。その真ん中の八月十五日を中秋といいました。冷たく澄んだ秋の風を凛と照らすお月さま、みんなで眺めましょう。