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トニー「こうして、古い馴染みと色々馬鹿言い合いながら、共に協力して仕事が出来る。それ故、そんなにストレスやプレッシャーとかも掛からんって訳さ」
ホムラ「そ~ゆ~事。だから真奈美、お前もそこまで肩肘張らず、思いきりリラックスして臨んでくれて良いよ」
トニー「……とまぁ、こんな風にワイワイやるような感じで、社内雰囲気的に、『本当の意味』でアットホームな職場になってるから、俺達としては正直助かってるんだよ。まぁ確かに、毎日の仕事はウルトラハードで大変だが、給料もそれなりに良いし……」
翔太「うん。本社のメインデータバンクから直接盗み出してコピーしたからね~」
真奈美「ええっ!? そ、それって重罪なんじゃあ……?」
翔太「まぁ、バレたら多分、僕はコレ(首元に両手を当ててチョークサイン)、だろうね~。でも、痕跡は残さず消してきたから、その心配は無いよ~」
ミリィ「うん。翔太は、EXMのOSや家電AIのプログラミングに関しては、超一級の腕を持ってるからな。加えてハッカーとしても一流なんで、情報収集の際には色々助かってるよ」
翔太「あ、僕は違うよ~。僕は元々、サイラスのシステムエンジニアをしてたんだけれど……『ある事』が原因でリストラされそうになっちゃってね……そこをミリィさんにスカウトされて、ここに来たんだ~」
真奈美「さ、サイラスから!?」
ミリィ「まぁホムラ自身、あまりに自由奔放(悪く言やぁ自分勝手?)な性格だから、振り回される俺達は相当苦労してるけどな」
真奈美「では、皆さんは全員……?」
トニー「その通り」
小川「んで、部隊を再編制するような感じで、この会社が出来上がったって訳さ。なもんで、その当時からず~っとこんな調子なのよ」
ミリィ「ああ。それにホムラは、自分が隊や会社の長になろうとも、必ず仲間達とは対等に接するタイプで、その座に甘えて偉ぶるような真似はしたがらないからね…」
小川「そっか。お前はまだ、新米だから知らなかったんだよな…実は、このほむらワークスは元々、地球連合軍日本支部横須賀基地所属第234EXM特戦隊『エトランゼ隊』でね。その隊長や副長だったホムラとミリィが軍を抜ける際、この会社を起業するってんで、俺達もそれに乗っかる形で揃って退役してね」
ホムラ「ハハハ……いや、すまん。確かに、社会的観点からすればお前の言う通りだが、良いんだよ、ここではこれで。何せ私が、そうしてくれって皆に頼んだからな」
真奈美「……?」
しばしの沈黙。すると、
ホムラ「……プッ、クッフフフ……アハハハ……」
ミリィ「ハハハハ……」
小川「アハハハ……言うと思ったぜ。アハハハ……」
これにつられて、他の連中も笑い出す。
真奈美「な、何がおかしいんですか!?」