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ホムラ「まぁ一つだけ明かすなら……今回のこれは『着せ替え』が出来るシステムを導入してあるんだ。今度また、機会があれば教えよう」
真奈美「はい! 楽しみにしてます!」
小川「(懐を探って)…ありゃ、切れちまったか。ホムラ、悪ぃ、一本くれ」
ホ「あいよ」
小「サンキュ」
トニー「ま、ガ〇プラでいうなら、ファイターもやるしビルダーもやる、所謂マルチプレイヤーってところか。実際、アイツの組んだ機体は、地球軍が使ってる純正品よりも遥かにハイスペックだからな。つい一昨日も何か、新たな一機を作ってるって聞いたよ」
真奈美「そうなんですか!? 見てみたい!」
真奈美「ああ、言われてみれば確かに……社長室で模型を作ってるのは、そのシミュレートも兼ねているって聞きましたけど……?」
トニー「ああ。遊んでるように見えるけど、彼も彼で、ウチのEXM関連技術開発責任者として色々頭を悩ませているみたいだからな」
翔太「でも、一番大変なのは、何でも屋主要メンバーであるしゃちょ~とミリィさん、小川さんとオサムさんだろうねぇ~。4人共、ここでの一般業務の他に、何でも屋として文字通り体張ってるからねぇ~。特にしゃちょ~の場合、自分で設計・試作したEXMパーツの試験運用とかを兼ねてる事が多いから…」
トニー「ま、俺と翔太は、言わば設計士みたいなもんだからな。実際に形作るのは、工場長の大さんと、彼が率いるメカニックロイロイ軍団だ。あの人がいなければ、この会社の家電やEXMは存在しなかったろうな。けど、納期が早まったり、或いは突発的な特注があった場合は、俺も製作を手伝う事もあるよ」
翔太=ストーンリバー「いやいや~。僕なんてここじゃあ若輩者だから……何せ、ここで作ってる家電に仕込むAIとかをプログラミングしたりしなくちゃいけないから、ロジックや行動パターンとかの設計や組み立てとかに、相当な時間を掛けちゃうんだ~」
<15時30分。オフィスビル2階・リフレッシュルーム>
真奈美「ふぅ……思ってた以上に大変なんだなぁ……皆さんは、これらの作業をそれぞれたった一人でこなしてるんですよね? 凄いというか、なんというか……」
昼食休憩を挟み、次はオフィスルームで各種書類の整理の手伝い。最初は経理部長でもあるミリィの出す不要書類を、シュレッダーで処分するだけの簡単なものだったが、他の社員達の出す各種書類の仕分け、或いは処分の作業等も加わり、これらには相当な注意力を要した。
そして……翌日の会社概要や、一従業員としての給料や待遇、業務内容……等々の説明の後、1日のOFFを経て、風間真奈美の、ほむらワークス社員としての仕事が始まった。
現在、彼女のポジションは、新入社員故の「雑用係」である。