純心 炎@Fiat Lux“R”代表さんのイラストまとめ

真奈美「……っ！　あの、皆さんちょっと良いですか!?」
一同「!?」

ミリィ「まぁ量産するんなら、設計をやり直すか、バイロンのパーツを使うか、だな」
ホムラ「くっ、簡単に言いやがって……もう少し予算出せねぇのか？　まだ余裕あったろ？」
ミ「無いから言ってんだろうが！」

ミリィ「この間設計したやつ、ほとんどサイラス製パーツばっかりだったから、額も格段に上がってるぞ。加えて、マクシオンのパーツもかなり高騰化してるんだからな？　その辺りも考えて設計してくれないと……」
ホムラ「うぅ、痛ぇなぁ～。まぁサンプルを作るだけなら、何とかなるだろうけど……」

ミリィ「おぅホムラ、ここにいたか。今週分の見積もりが出来たぞ」
ホムラ「（書類を受け取って）うむ……って、高っ!!　お前これ、間違いじゃねぇのか!?」
ミ「全然正当な額だよ。お前、サイラスのパーツが高騰化してるって事を忘れた訳じゃないだろうな？」

ホムラ「今から用意するとなると、大凡３週間は掛かるかもしれん。なんとか引き延ばして貰ってくれ」
小川「そっか……ま、それならしゃ～ねぇな……解った」
真奈美「……」

そこへミリィがやってくる。

小川「あ、ホムラ、今度俺が行く小此木さんの所なんだけどさ……どうもウチの例の頭部パーツを10個ご所望みたいでな……」
ホムラ「いつまでだ？」
小「急ぎって訳じゃないけど、２週間後には欲しいっつってる」
ホ「う～ん……そうは言っても、アレ自体がもぅ在庫無いからなぁ……」

真奈美「……」

ホムラ「そうか。ま、今後に期待だな。それと、例の洗濯機の方はどうなってる？」
トニー「うん、結構煮詰めて、洗濯槽や水道装置の方は何とかサマになったが、AIの方は翔太のプログラム待ちってとこだ。その辺りも含めて、もう少し改良を重ねてみるよ」
ホムラ「ああ、頑張れよ」
トニー「サンキュ」

トニー「あ、そうそうホムラ、こないだ発売したウチの『サイクロンジョーカー』だけど、早くもレビューが上がってたぜ。吸引力抜群で、AIのサポートもあるから、老人でも使い易いってさ」
ホムラ「そりゃあ良かった。他には？」
ト「あとは、アタッチメントも豊富でありがたい、ってくらいかな？」

翔太「あ、しゃちょ～、その新機体用のOSなんだけど、火器管制の部分のデバッグがまだなんだ～。もうちょっと時間くれるかなぁ？　そこさえ終われば、あとは組み込むだけだからさぁ～」
ホムラ「解った。急げよ？」
翔太「ほ～い」
真奈美「……」