//=time() ?>
『インサイド・アウト』『ソウルフル・ワールド』で現実世界のリアルな質感を超えて抽象的な世界や表現にも挑んで行く感じにワクワクしたもんですが、最近のピクサー作品は映像表現において方向性が少し見えにくくなっている印象。『マイ・エレメント』ははたして。こちらも楽しみにしてます。
『イルマ・ヴェップ』
往年の仏映画の名キャラクター「イルマ・ヴェップ」を香港スター:マギー・チャンに演じさせようとするが、映画現場はしっちかめっちゃか!一体この映画は完成できるのか?楽屋裏、虚像、映画が交差し、日常に起こるカオスが到達するラストに脳みそぶっ飛びました。最高です。
仕事に集中する、だけど音がないから寂しいなと思ってかけた音楽が「スーパードンキーコング1&2」を選んだ時点で私の判断が誤っていました。
名メロディーの連発で思考が旋律とお遊戯しちゃって手がつかない。
自分自身で少し変態だなと思うのは「フューチュラマ」関係の情報はまず見逃さない点です。「ベター・コール・ソウル」観ていたら工事責任者の声が聞き覚えがあると調べたらやっぱりベンダーの声を担当するジョン・ディマジオですね!あと「アドベンチャータイム」のジェイクの声もやりました。
「ベター・コール・ソウル」を観たら絶対に忘れられない印象的なこの絵。
恐らくはジミーがかつて詐欺を働いていた時の異名"滑りのジミー"の象徴でしょうね。彼は「気に入らないなら他の絵にしましょうか?」と聞かれますが、このままでいいと答えます。
つまり彼は未だ滑りのジミーのままなのだと。
『RRR』
目を疑うようなアクションが一杯なだけでなく、ゴージャスな映像、神話性を帯びた英雄譚、そして心ときめかせ続けるナイスガイ同士のブロマンス!英国から虐げられた歴史にはっきりと銃と矢を向ける重みも感じられるインド映画の新たなマスターピース。今年の映画でベスト級の満足度。
『ウルフウォーカー』
対称的な色を置くことによる鮮やかな色彩も場面によっては美しい調和を奏で、ある時は激しい対立を表しており、ちゃんと語られるストーリーとも結合しているのもお見事。普通の遠近法をわざとずらした絵作りが随所に置かれている点もほっとけないですね。
赤毛のアン
「(花を見て)霞のような美しいヴェールをまとったお嫁さんを想像するわ」
L'Arc〜en〜Cielのhydeさん
「あなたはまるで白いヴェールを被ったようね」
好きな二人が似た感性をお持ちみたいで嬉しい。
「フューチュラマ」をまた観直してますが、業界が多様性を積極的に意識する前から主要人物の国籍が多種多様なのに改めて驚きますね。しかもそれからくるギャグやユーモアも多々あるので面白さにもちゃんと活きてる。また船長を選ぶ際にごく自然に女性(ヒロインのリーラ)を選ぶのも全然あざとくない。