ドラゴン士さんのイラストまとめ

『風立ちぬ』を英語版で観賞した時に最初は登場人物が使う少し古い日本語の言葉遣いや語彙に対して比べて単語が軽いなと感じていたのですが、物語が進むにつれ見事な英訳たちに惚れました。特に乗り物の三人称を”she”と出来る英語によって菜穂子の姿と二郎の夢がせめぎ合う様に混ざり合う感じが絶品。

『風立ちぬ』
設計書を書きながらイメージの中で机ごと空から落下していく二郎。過去のジブリ映画の中で何度も登場する、机に向かって熱中する人物を描くシーンの極地ですね。

そしてこれは隼号墜落の予見でもありました。

「幽遊白書」のコエンマの変装が明らかにタキシード仮面。疑似的に「おしゃぶりを咥えさせたまもちゃん」という特殊な性癖をもつ方の夢を叶えることに成功しています（？）。妻ネタかと思いきや、なんとまだこのアニメ放送時はご結婚前。つまり単なる偶然でしょうね。

一秒も観る予定はないのですが、オリンピック開会式ではっぱ隊の「YATTA!」がパフォーマンスに使用されたらそこだけ見たい。グローバル的な知名度もあるのでバッチリです。

モンハンのオンラインで一緒に遊んだプレイヤーさんが、モンスターに対面するたびにチャットで
「こんばんわー！(＞▽＜／）」
と元気にお行儀よく挨拶しながら攻撃を開始していて素敵だなと。

私も見習って「コニャニョチワー！」とご挨拶してから武器を叩き込むようにしました。

『ミッチェル家とマシンの反乱』
基本は変わり者達に勇気を与える作品ですが、物凄く刺さったのは「古きものと新しさは仲良くできるのか？」という重大なテーマです。そしてそれは私が常日頃感じている事だけど、うまく言語化できなかった願いを描いてみせてくれた点で今年のベストに挙げざる得ません

『処刑の丘』
WW2の戦火の中ドイツ兵に捕まった二人のロシア人。一人は祖国を裏切って生き延びる手段を選び、もう一人は処刑の道を歩む。序盤から中盤の戦争サスペンスも素晴らしいのですが、終盤から作品全体のトーンが全く違うレベルへ到達し、残酷と崇高が融合した結末へ。露映画の傑作は次元が違う

『ファンタジア』の「田園」で元気に遊んでいるユニコーンの子供たちを観た手塚治虫は震えるほど感動したのかな。後にユニコという子供なのに妖しい可愛さを備えたキャラクターを生み出しますからね。

購入した鉄のフライパンに同封された説明書に描かれているマスコットキャラクターの造形が斬新。足が火になっているとはイカすじゃん。そして何故か自分の足（火）によって過剰に熱って困っているドジな小娘。カワイイ。大事にするぞ。