ドラゴン士さんのイラストまとめ

『燃ゆる女の肖像』
言葉に魂が宿るのと同様、眼差しにも心が篭り、透けて見えてくる。そんな体験が散りばめられた極上に優雅で雅な映像たち。ほぼ女性しか登場しないのに、男性社会の蝕みが強烈に感じられる所も辛く鮮やか。画家の眼から見た美しい景色を背景にした燃えるような愛のポートレート。

藤子不二雄Aさんが逝かれてしまいましたか…「まんが道」「少年時代」は疑いなく傑作ですがやはり現代社会と人間の黒い部分を照らした「笑ゥせぇるすまん」が大好き。モグタンこと喪黒福造のような得体の知れないものを恐ろしくも愛しいキャラに創造した功績は闇の中で光り続けます。良い旅を。

他の例。有名な『エクソシスト』のポスター。これの何が斬新かと云うと光の用い方。

通常”光”は聖なる象徴としてあらゆる表現で使われるのに『エクソシスト』では希望の輝きではなく、むしろ邪悪なものからの誘いにしかみえない。これを私達に気づかずにスッと受け入れさせられていることが見事。

『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』があんまりハマりませんでした。集大成な作品になって、スパイダーマンが更にヒーローとしての高みを登る展開に感動を覚えるのもわかるし、予告を見た時から夢描いていたシーンも見れてよかった。各演者の演技は皆素晴らしいです。けれど合わなかったです…。

2022年の「うる星やつら」のラムちゃん、公式HPで最初は原作通り虹色の髪で登場してからアニメ版の髪色に変わるの、ちゃんと愛があって良いっちゃ。

『異端の鳥』
各章で描かれるワンス・イン・ア・ライフタイム級の悲劇が数珠繋ぎで放たれ、一人の少年の目から語られる人間達のダークサイド。運がいいのか悪いのか。精神が崩壊しない為にでしょうか、地獄巡りをする内に顔つきと瞳が変わっていく少年の姿がやるせ無い気持ちを抱かせます。

ジョジョ六部の中でもトップクラスに好きなラング・ラングラー戦がアニメで見られて嬉しいな。室内で宇宙空間のような真空を作り出して戦うと言うブッ飛んだ状況に加え、中々お目にかかれないような死に方が迫る中でクレバーに起死回生のチャンスを伺いあう。やはりアニメ映えする回でしたね！

#ちょこっと出てくるダンスシーンが魅力的な映画

『パディントン2』
なぜならこの映画のエンディングとして”パーフェクト”だから。

「赤毛のアン」はめちゃんこ面白い。想像力豊かな女の子の天真爛漫さを完璧に描いていて、そのために彼女が大人になっていく事が嬉しくもあり寂しくもなる。そんな気持ちを抱かせてくれる物語なぞ、そうそうあるもんじゃないですぜ。RT

「ダイの大冒険」のアニメ、私がいい塩梅で展開を忘れているのもプラスしてめっちゃワクワクして楽しんでます。ナイスなキャラクターの大渋滞。メルルちゃんと大魔導士マトリフの魅力によってハートがベギラゴンです。