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「イメージ力が実力を開花させる」
画家ルソーの描く絵は
本当に体感してきたような緻密さとリアルさがあるが
彼はジャングルに行ったことがない都会人。
動物の写真集と近所の植物園でのスケッチと
実際に旅行してきた知人の体験談を聞いて
その情報を組み合わせて
憧れた未知のジャングルを描いた。
正解のない問題に直視して
対処した経験を重ねた人は、
他者と共に協力し合いながら、
また相手を尊重しながら
解決策を導き出すことができるようになる。
この力が、創造力。
工夫して踏ん張っている時期が
懐かしく、愛おしい思い出として残る
誰でも何かと問題だらけ
一緒に踏ん張っている家族や仲間と
乗り越えていく
そんな時間が大切
絵は思い込みや見たつもり、知っているつもりでは描けない。
物事は「見る」のではなく「観る」ことが重要で
書物の様に「読みとく」「理解」する感覚が大切。
絵を描くと知らないことに気づき「観る」習慣が身につく。
普段、知っていると思い込んでいる物事を
絵に描くといろんなことに気づきだす。
文化に触れることで、物事や自身のとらえ方まで繊細になり
見えていなかったことに気づきだす。
些細なことへの気づきで、創造性が開花する。
本人が捉えている自分の印象と他人がとらえている印象とは違う。
内面から磨いていく美しさ、魅力がある。
自分自身のとらえ方が変わるだけで成長できる。
誰かの出した答えを目指す必要はない。
答えはいつも自分で創造していくもの。
近代絵画の巨匠ピカソは
ライバル画家の新作からインスパイアされて
真似ではなく、自分の答えを創造していった。
だから成長を止めることなく、進化し続けられた。
経験の違いによって色の認識が変わることにゲーテは気づき、
ダ・ヴィンチは回転し空に舞う葉をみながらヘリコプターの原理を思いつき、
老若男女の違いを解剖によって発見した。
画家コローは光の演出によって空間、奥行の見え方が変わることに気づいた。
そんな気づきは日常生活にも影響する。