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ぱんっあは欠席となりますが、出すつもりでした新刊はメロンブックスさんにて委託していただく予定です。 タイトルは『2×2』 学園艦の垣根を越えた合同練習の場にて、昼休みの余興のつもりではじめた2人制のバスケットボールの簡易ゲームが、場の流れからついつい本気になってしまうというお話です。
「/////」 (はい! こうして、みなさんと他校に潜入できるのがうれしくて!) 「///?」 (大丈夫ですよ。木を隠すなら森の中、サンタを隠すならサンタの中です) 「////?」 (もちろんです! みなさん立派なサンタさんですよ! だって、わたしにいっぱい幸せをプレゼントしてくれたじゃないですか)
「ヨウコ、ミカの作戦がわからなくて困ってるでしょ」 (!) 「だてに隊長車の砲手やってないよ。 ミカの言葉に戸惑うのは手に取るようにわかる。 これは本人に聞くしかないね」 (?!?) 「わたしにわかるのは、ミカの考えがわからないってことで、ミカの考えはわたしにだってわからないんだよ…」
「ヒック、ヒック」 「/////?」 (そうなの。さっきからシャックリが止まらなくて。 困ったな、これから西住副隊長たちとミーティングなのに。 ねえ、桂利奈、なんでもいいから驚かしてみてくれない?) 「///?」 (うん、なんでもいいから!)
(西住殿、おはようございます) 「おはよう、優花里さん。いよいよ梅雨入りだね」 (まだ少し先の予報でしたが?) 「でも、もう入っていそうだよ」 (もしや西住流独自の気象予測が? どのようなアンテナを張り巡らせているので?!) 「そうだね、ふわふわもふもふで、湿気にとても敏感なんだ」
「ダージリンって、同世代の戦車道の選手のなかでも一番エキセントリックな選手だと思うのよね」 (褒め言葉として受け取っておくわ) 「でも、聖グロリアーナって、伝統と格式がうるさい学校ってイメージだけど、大丈夫なの?」 (そんなことなんでもないわ。 伝統と格式は物をしゃべりませんもの)
「////」 「////」 (ゴモヨ、パゾ美! 風紀委員がおしゃべりしていたら示しがつかないでしょ!) 「///////」 (こうして校門前で並んでたら、私たち、他の生徒からは見分けがつかないんじゃないかと思った? そんなわけないじゃない! まだ今月に入ってから5回しかまちがえられてないじゃない!)
(パンツァー・フォー!) 「桃ちゃん、掛け声もすっかり板についてきたね。 じゃあ、これからは勉強さらにしっかりしないとね」 (?!) 「AO入試で入学したら、大学4年間は、1人で今の状態を維持しないといけないんだよ? だから、今からうんと勉強しておかなくちゃ!」 (ぱんつぁー・ふぉー…)
「薫風の駆ける季節になってきたな。 まったくお前のように吹きつけてくる」 (わたしは風を読むだけだよ。 むしろ風のようなのはまほさんの方さ) 「私が?」 (ああ、あなたは、あっという間に高みへと駆けのぼってしまうもの。 その様子を追うので精一杯さ) 「風来坊のお前がしらじらしいぞ」
「ほらほら、麻子、いつまでもわたしにもたれかかってないで! 学校行くよ!」 (沙織、そんな無茶なことをいうもんじゃないぞ。 人間正反対の行動を同時にとれるような体の作りはしていないんだ) 「起きて、学校に行くのの、どこが正反対よ!」 (いや、右の目と左の目を開くことだ)