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(聖グロリアーナの生徒たるもの、校内で駆け足になるなんてありえない話だ。 だから、走るなら校舎の外で、出来る限り目的地までをショートカットさせて。 そして、最後にもう一点、これが一番大事なところだけれども、 お小言を頂戴しそうな先輩の目の届かないところで…)
(旅に出るのに、なにか特別な理由が必要なわけじゃないんだよ。 こうして靴紐を結び直すことだって立派なきっかけさ) 「////////////」 (もちろん、うまく結べなくてこんがらがったら、もう旅にでも出たくなるね…)
(こうして試合場を下見しているとたまらなくなってくるとは思わないか、福田。 特に、地形のひとつひとつに合わせた作戦を様々に考えていると、気持ちが高ぶってくる。 猛進、急襲、突貫、全速前進、総攻撃…) 「///!」 (もちろんだ! 突撃を忘れてなるものか!)
「ねえ、小梅、隊長に必要な能力ってなんだと思う? 私は、前隊長と比べたら、劣っているところばかりよ。 単騎としての能力、統率、状況把握、戦術、カリスマ… だから、せめて最低限度だけは押さえておきたいの」 (大丈夫ですよ。リーダーに不可欠なのは、自分の不足を知っていることですから)
(今日はあまりいいお茶の葉が手に入らなかったんですよね…) 「////」 (え? こうですか? ああ、乾杯ですね) 「///!」 (はい、乾杯。 あら! 味が… ローズヒップさんはお茶にアクセントをつけるのもお上手なんですね)
「////?」 「ミカ? そういえば、ここ二、三日見ないね。 群れから離れたトナカイみたいなもんで、変なところに出没したりするからね。 凍結した湖畔とか、断崖絶壁の中腹とか、かと思ったら町中に出てきたりさ) 「////////..」 (わたしもミカのことを言ってたんだよ?)
「////////?」 (これか? お前たちがあんまり心配をかけるものだから、反応するようになってしまったんだ。 なんでもないようなことだと片方だけ、緊急事態だと両方が動いて知らせてくれるんだ) 「////////////」 (ああ、便利だぞ。 ただし、ウィッグじゃないぞ!)
(この作業着は、いってみれば整備士のパンツァージャケットなのさ。 袖を通せばやるべき仕事が意識され、気持ちが引き締まり、仲間との連帯を感じる。 だから、この服をつなぎっていうんだよ) 「////...」 (どうかした? ずいぶんとつながりが悪いって顔をしているじゃない…)
(標的はここから2km先に設置しています。何発で命中させるかを競うの) 「///////」 「//////」 (ご名答。的はマチルダを模した立て看板よ。よく見えるわね) 「「/////」」 (はいはい、ふたりとも鷹の目ですものね)
(戦車道はひと様々で多様な道が広がっている。とはいえ、それは本来は一本のはずだ。 それらを収束し理解するような方法はあるんだろうか…) 「/////」 (大きな履帯でならすとかそういうことじゃなく!)