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『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』を鑑賞。近未来世界、恐竜が地上に溢れた地球を描くSFアドベンチャー。『ワールド』シリーズ三部作で最終章。魅力は恐竜の詩情でそれはまあまあある。シナリオは古典的。前キャラ出るがドラマもテーマも薄目で1.5人前。恐竜の郷愁を行く理由にする蝗作。
『ブラック・フォン』を鑑賞。78年米、連続誘拐魔に拉致られた少年がある力で脱出に挑むホラーサスペンスファンタジー。捻りを聞かせたジュブナイル。ジャンルを広げる志で『シックス・センス』系。謎解き脱出ゲーム的楽しみ。ジョー・ヒル短編実写化。兄妹役が◎。脚色見事。大人に一撃くらわす砂作。
『X エックス』を鑑賞。79年米、農場でポルノ映画撮影クルーが襲われるスラッシャーホラー。タイ・ウェストの古典ホラーへの愛。ポルノ映画あるあると破壊描写に見応え。A24印。ミア・ゴスがスターの卵の匂いを漂わせる。編集抜群。米ホラーの上質。三角屋根と網ドアに何かが奥から喚起される湖作。
『ソー:ラブ&サンダー』を鑑賞。雷の神マイティ・ソーと神の力を得た元彼女の新たな戦いを描くアクションアドベンチャー。MCU29作目。タイカ・ワイティティがコミカルかつシリアスに。インド映画的。撮影と美術見所。神で人の死描く。オマージュ祭り。道具愛描く稀有な映画。筆を選ぶ攻防の頭作。
『FLEE フリー』を鑑賞。20年前のアフガニスタン脱出を語る青年と家族の物語を描くドキュメンタリーアニメ。日常を奪われ、それが永遠に続くこと。手触り感あるアニメが緩衝材。胸震わす89分。アカデミー賞3部門ノミネート。孤独に故郷を探す物語。今も世界で日本で。静かに眠れる夜を思う家作。
『ニューオーダー』を鑑賞。近未来墨、格差での市民暴動の中、お嬢様が使用人を助けんと向かうサスペンス。視点変更型群像劇。状況中心。ミシェル・フランコの冷徹。リアル地獄。ナイアン・ゴンサレス・ノルビンドに拍手。現代の現実。緑は人でなしと軍や麻薬の隠喩。覚悟いる。血も支配に染まる緑作。
『犬王』を鑑賞。室町時代、実在した謎の能楽師“犬王”と琵琶法師が友となり独自の音曲演舞で都騒がす音楽時代劇アニメ。小説『平家物語 犬王の巻』を映画化。湯浅政明筆頭に才能の結集が結実。ザ日本音楽映画誕生。現代解釈。踊り、名呼びたくなる、時代が許さなくても。手叩き足鳴らしたくなる鯨作。
『トップガン マーヴェリック』を鑑賞。現代米、かつての戦闘機のエースが不可能任務に挑むパイロット育てるアクション。トム・クルーズの金字塔『トップガン』の36年ぶり続編。前作と映画への愛が音速超え。冬に雪降るあの感じ。音◎。デカスクリーンといい音響で。トップの仕事にガンッとくるG作。
『ハケンアニメ!』を鑑賞。現代パラレル日、アニメ業界に飛び込んだ女性がデビュー作で憧れの監督と覇権争いするドラマ。辻村深月原作実写化。お仕事もの。リアルでない表と創作の精神性の裏を高めの熱量で。アニ眼で見れば。劇中アニメが2作とも高品質。邦画のアンビバレンツ。「じっしゃ」な雷作。