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おじさんは子供に甘い。ちょっとした頼みごとも2つ返事でOKしてくれる。だから僕が取り出したゴーグルも、何の疑いもせずつけてくれたんだ。
「ねぇ、自己紹介してよ」
「はい。私の名はOG30(おーじーさんまる)。貴方様の忠実な奴隷です。オーダーを入力してください。」
さて、どう遊んでやろうか…
「よぅ、いらっしゃい!何にする?って、未成年に酒は出せねぇけどな!」
親戚のおじさんがバーを開いたっていうから昼間っから遊びに行ってみた。
おじさんって言ってもまだ30手前で、未婚。こんなカッコいいのに、勿体ないぞとみんなして言う。
……けどいいんだ。これからは僕の物になるんだから。
攻められ放置され、また攻められ……俺の体と心はボロボロになっていった。
「……はーい、調教の時間ですよ〜〜?」
「はっ…はっ……ます、たぁ〜……」
……赤の戦士は堕落した。そのスーツは胸元に大きく穴が空き、そんな変態的な格好を恥ずかしがることなく、元戦士は敵に媚びる。
「うひっ!!……力が、抑え、られない……!」
そう。ただ力が溢れるだけでなく、暴走しているのだ。頭や顔だけでない。下半身にまでその熱は広がっていく。
そして力を抑えきれなくなった俺は、スーツを装着することになった。
「……!?」
なにかの装置を起動させた男。少しして、俺の体は異常な反応を示す。
「なん、だっ…これ、は……っ!?」
体がアツい…外からではなく内側から熱がこみ上げてくる。俺の戦士としての力の源は熱。そんな俺を熱くするなんて、こいつは馬鹿なのかと言いたくなるが、ただ熱いだけではない。
「……くっ、抜かったか」
俺は赤の戦士。今日も平和を脅かす怪人や戦闘員と戦っていたのだが、不覚にも気絶させられてしまい、今こうして捕らえられている。
「目的はなんだ!組織の秘密は決して明かしはしないぞ!」
「あぁ、そうだった……」
「……思い、出されましたか……」
「あぁ。この右目の傷は、最初のころ父上の敵をとろうとした俺を、オヤジが咄嗟に斬ろうとしてつけたんだっけな。」
「申し訳……ありませんでした…」
「いや、いいさ。おかげでここまで育ててもらえたし、ニンゲンの弱点も知れた。」
−−−気分はどうかね?
「はイ、マスター……SLAVE222、起動しまシた。システムに異常はありまセン」
−−−宜しい。オマエに最初のシゴトをやろう
「ありがとウござイます。何なりとご命令ください……」
ワタシの全ては、『マスター』の為ニ……