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「どーせならよぉ……みんな仲良く不幸になっちまえばいいんだよ。」
「…な、何を……」
「まずはお前の大事なそのガキに、今まで払われてきた不幸を全部お見舞いしてやんな」
「…………」
「せん、ぱい……?」
「みんな、フコウに……!」ブシャッ
(fin.)
「……あ、いやだ……みるな……見るなぁぁっ!」
突然何かに怯えるように、何かを拒むように震えだした先輩。その叫びが大きくなるとともに、頭の角も大きくなっていく。
「神様だかなんだか知らねーが、下界のただ一人に目をかけてソイツに降りかかる厄をはらうたぁイケねぇなぁ?差別するなんて」
「っは、……先輩、どうして!」
「……にげ、ろ……」
夏合宿に参加していた先輩。帰ってきたかと思うと、突然オレの首を絞めてきた。なんとか振り解き、なぜこんな事をするのか問うと、それまで無表情だった先輩は顔を伏せ、何かを堪えるかのように肩を震わせた。
次に顔を上げた先輩は光のない瞳⇨
……それから俺は気絶されられ、アイツらと同じものを着させられた。…なんだか妙に、頭がスッキリする……。
気分はどうですか?先輩
…俺がお前たちの仲間に?ハッ!笑わせんな。主は俺だ。お前らが俺に跪くんだよ、ホモ野郎どもが。
な、何だよ…その格好……
先輩もすぐおんなじに慣れますよ。みんなと一緒に……
みんな?
……あぁ。お前が最後なんだよ
あははッ!キミのアソコもナメナメさせてよォ〜!!
……ッ、お前ら!?
ほら、みんな待ち焦がれているんですよ。とっとと仲間になれってんですよ!
……先輩、ちょっといいですか?
ん、何か用か?
えぇ……見て欲しいものがありまして。
つまんねーもんだったら承知しねぇぞ?
大丈夫です。……きっと先輩も、気に入りますから……。
……おい!ソイツから離れろ!
なんだ、とっくにくたばっていたと思ったが、存外しぶといのだな。
うるせぇ!ソイツから離れろ、ソイツを返せ!
返す?それは無理な相談だな。この者は我と共にあることを望んでいる。そうだな?
はい…俺は…貴方様の…下僕……邪魔する者、排除…
!?そんな……!
……それはな、ニンゲンから搾り取った血液を固めて造られた飴だ。これさえあれば直接生き血を吸わなくても、しばらくは平気なんだ。むやみにニンゲンを襲わねぇようにって、考え出されたものらしいが、人間がそれを舐めると味をしめちまうらしい。若ぇのは特にな。
ま、コッチの世界にようこそ、ガキ
はぁ〜、おいガキ。その辺で返してくれねぇか。オメーみたいなのにはちょっとばかし刺激が強ぇもんでよ…
……ペロペロ……
…ったく、言わんこっちゃねぇ。まぁ、自分から舐めだしたんだから仕方ねぇよなぁ?
……あ~!お兄ちゃんアメなめてる!いいなぁ〜。僕にもちょうだいっ!
あ?何だ、このガキ…っておい!
えへへ。お兄ちゃんスキだらけだねっ!いっただきまーす!ペロペロ……ん〜、何だろ。甘いんだけど、イチゴとかじゃないし……ペロペロ……それに、甘いだけじゃなくて、何かクサイ……?