mizさんのイラストまとめ

藤近小梅「好きな子がめがねを忘れた」4巻。
1～3巻までの微笑ましさ、甘酸っぱさ、小村くんの気持ち悪さや爆発しろって思いを一気に飛び越えていったそんな4巻目でした。
後半すごかったです…。

夜のひつじのporori(幌井学司)さんの作品では
「相思相愛ロリータ」
「小悪魔な後輩コンビに「誘惑の練習相手」として選ばれた件」
がMyツートップです。

笹乃さい「味噌汁でカンパイ！」9巻。
1巻の頃から「面白いけど味噌汁縛りでどこまで…」と心配したのが杞憂のようで大台手前にまで来ました。

派手さはなくとも感情の機微を丁寧に積み重ね、善一郎と八重、2人の関係性を甘酸っぱくも、優しくかつ力強い筆致で描かれる良作。
レシピページも楽しい。

くろば・U「ステラのまほう」8巻。
きらら4コマの皮を被った葛藤諦観屈折青春4コマ…この巻も重い…。
椎奈、藤川姉妹、照さん問題に続き、乃々の承認欲求への執念。
珠輝が自分で考え、相手を想う姿に主人公としての器を感じます。
照さんの『呪い』もどうにか解放されてほしいと願うばかりです。

田島列島「水は海に向かって流れる」1～2巻。
大人に代わって贖罪をしようとする少年と、大人になることを止めてしまったアラサー女性が正しい流れへと向き合う物語……なんか違うな。
この作品を言葉で説明するのは私の語彙力では無理みたいだけど面白いので是非としか。このセンスは中々見られない。

ヤマシタトモコ「違国日記」1～5巻。
掲載誌のFEEL YOUNGは名前を知ってる程度で縁のない女性向け雑誌だと思っていたのですが、30過ぎた男が読んでも面白いです。

槙生の『ふつうに生きられない部分』とその孤独に何となく共感出来るからかもしれない。
孤独なことと一人でいることは違うんだなとも。

仲谷鳰(原作/イラスト)・入間人間(著)「やがて君になる 佐伯沙弥香について」 1～2巻。

入間さんの著作を初めて読んだのですが、純粋に読み物として面白かったです。何気ない風景や心情を、美しい表現で書かれる方だなと思いました #やが君

仲谷鳰「やがて君になる」全8巻。
好き嫌い以前に、百合作品を読んでどう感じればいいか分からない人間だったので基本は触れないジャンルだけど1巻無料で試しに読んでみたら最終巻まで止まらなかった。
侑の性格と地味に良いポジションにいた槙くんの存在が大きい。
人気あるのも頷ける良作。

藤近小梅「好きな子がめがねを忘れた」3巻。
小村くんの思春期ならではの微妙な気持ち悪さがこの作品の肝だと思ってます。三重さんは見えないことを理由に自ずからベタベタ触りに行ってる節があるなコレ。いいぞもっとやれ。