mizさんのイラストまとめ

岩本ナオ「金の国 水の国」。
評判に違わぬ傑作。面白かったー！
今連載してるマロニエ王国もそうだけど、世界観の在り方と他人同士との繋がりを上手く絡めて1つの作品に仕上げる上手さと、芯のある登場人物が魅力的。
「町でうわさの天狗の子」も早く読もう。

安部真弘「あつまれ!ふしぎ研究部」10巻。
大台までたどり着きましたが1巻からずーっと安定して読める読者に優しい楽しい良コメディです。
サザエさん時空で学年も変わらずイベントが繰り返されるふしぎが少しでも長く続いてほしいと思います。

「One Room サードシーズン」10話。
無職(転職中)のお姉さんと補欠合格待ち(浪人生)の主人公の、もしかしたら人より不器用かもだけどちゃんと頑張れるし相手も思いやれる、似た者カップルのお話でした。
EDでぶっ込んできて流石に焦ったｗ #OneRoom

殆ど死んでいる「異世界おじさん」5巻。
表紙は藤宮さんだが、おじさんエロハプニング(ラッキースケベにあらず)多めの巻。バトル・コメディ・お色気と相変わらず最高に楽しい。
魔法でおじさんの過去を解説・ツッコミ付きで振り返る着眼点の面白さと、荒々しくも繊細で美しい画のギャップが魅力です。

藤近小梅「好きな子がめがねを忘れた」6巻。
あまりに無防備で色んな意味で危なすぎる三重さんに対して、小村くんはおとーさんであり思春期の男子であり時折キモくもなりと忙しいです(笑

ただ近くにいるだけではいつか離れてしまうから、自分から近くに居続けようと努力し始めた2人の姿に心がヤバイ。

池辺葵「プリンセスメゾン」全6巻。
傑作でした…読んでいる時も読み終えた後も物凄い多幸感…。
1巻毎読み終えるのが勿体無いってこれだけ思えたのも久しぶりで、まだ2作目ですがこの作家さん大好きだな、全作読もう。

1人でも家族でも全部違う暮らしがあってそれでいいんだよと肯定してくれる物語。

百合は嫌いや苦手とは少し違って『どう感じればいいか分からない』って想いがずーっとあって。同性愛どうこうでなく、男として、女の子が女の子を恋愛対象として好きになるってのが感覚で理解出来ないのかなと。
「やがて君になる」だけ今まで見た中で唯一スッと心に入って来た作品です。

笹野さい「味噌汁でカンパイ！」10巻。
祝・大台🎉
味噌汁縛りから始まって味噌作り・地域による呼び方、食文化の違い・食品の歴史とその加工方法と、横軸が少しづつ様変わりしつつも、縦軸である善一郎と八重の関係は1話からずっと安心して見られるのがこのマンガの素敵なところだと思います。

「味噌汁でカンパイ！」をやらしい目で見たことは(※温泉回の時以外)1回もなかった筈なのだけど…八重さん、あなたいつの間にそんな育ってらしたのでしょうか…。

菅野マナミ「ひまわりさん」11巻。
相変わらず絵も字も美しい作画です。
まつりの高1の春から始まった物語も高3の冬、受験直前まで来ました。おそらく次巻でお別れ…になると思います。
ナンバリングのない単行本1巻が出た時からずっと読んできた作品なので寂しくはありますが最後まで見届けたいです。