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鹿児島県の妖怪、ヤマンボを描いてみました。
奄美大島の山中に棲む小児の妖怪で、普段は大木の根本に座っており、人に姿は見せません。
山中で木の実を拾う時、全部拾ってしまうとヤマンボに道に迷わされる為少し残しておくそうです。
ヤマンボ「ちくしょう全部取ったな!家に帰れなくしてやる!」
北ロシアの精霊、ポルドニッツァを描きました。
スラヴ民族に伝わる真昼の女を意味する精霊です。
ライ麦畑に住み、真昼間に休憩せず働く人の髪を掴んで振り回したり、大鎌で斬りつけたり、子供を攫う等様々な伝承や姿があります。
その為農夫達はどんなに忙しくても昼には確り休憩していたそうです。
今日は半夏生だそうですね(遅)
三重県の妖怪、ハゲンボウズを描きました。
半夏生坊主ともいい、伊勢志摩の東紀州地域で半夏生の日に出る怪だそうです。
この日は畑仕事を休む日とされ、これを破って働きに出るとハゲンボウズが出てきて、遭えば病気になるといいます。
ちゃんと休めってことですかね
茨城県の妖怪、こしん坊を描きました。
笠間市の大日山の麓に住んでいた孝行息子で、母に津島の祇園祭を見せる為家と尾張国を一日で往復しました。
その疲れで寝ていた所母に天狗の正体を見られて山に籠もり、暫く後最後の挨拶にと、母の為に寒中でも筍が食べられる様にしたと伝え、長い旅に出ました。
鹿児島県の妖怪、筍おんじょを描きました。
熊毛郡上屋久町に伝わる妖怪で、6月半ばに筍をポキポキかぐ(折る?)音が聞こえ、そこに行くと三叉路になり、そこにおんじょがいるそうです。
道を聞いても黙って山の方を指すので反対の方に降りれば良いとされます。
山道に迷わせる妖怪、でしょうか。
全国妖怪事典より、岩手県の山姥2種を描いてみました。
『芸能』に載る山姥は狼の様でもっと口が裂けており、牛を取ったりしました。山伏が祈祷した後は出なくなりました。
『自然と文化』の山姥は飢饉がくると、里の母親達の乳の出が良くなるよう、チッチの木を里の真ん中に立てて踊ったそうです。
かぶきり小僧を描いてみました。
下総(千葉、茨城)に伝わる妖怪で、丈の短い着物を着たおかっぱ頭の小僧です。
寂しい山道や夜道に現れ、通行人に「水飲め茶飲め」と声をかけてくるそうです。正体は貉とも。
本当に飲み物を出してくれるかは不明ですが、こまめな水分補給は大事ですね。
『百器徒然袋』より器物の怪、瓶長を描いてみました。
同書本編の最後を飾る、石燕が創作したとされる水瓶の妖怪で、中の水は汲めども尽きる事のない幸せの入った妖怪として描かれています。
酒好きな石燕の門人、恋川春町の絵師としての雅号である亀長から創作されたとの見方もあります。
大ちゃん(@youkaiiyaya)さんよりリクエストいただきました、否哉(いやや)を描いてみました。
鳥山石燕の『今昔百鬼拾遺』に載る、女の着物に爺の顔をした妖怪です。
東方朔が怪しい虫を怪哉と読んだ事に擬えて否哉と名付けたそうですが、それ以上は書かれていません。
宮城妖怪事典(仮)さん(@RikuzenBakemon)よりリク頂いた田五郎を描きました。
千葉県大多喜町に伝わる年老いた大猿の妖怪で、爺の姿で出たり焼石を降らせたり線香の火で家を焼く等、様々な怪異をなしました。
最期は娘の姿に化けて出て、持っていた蝋燭を猟師に撃たれて斃れました。