イルコモンズさんのイラストまとめ

「オーバードライブ」といえば「サイバーパンク」のこれと「エフェクター」のこれ。自分がエレキギターを手にしたのは中学生の時だが、曲が弾きたかったのではなく、ＯＤやファズにつないで歪んだ音を出してみたかったからと、その回路の猥雑さに魅せられたからで、この指向性はいまも変わってない。

チャーリーのドラムをききながら、ふと、そのリズムが、高野文子の「すととーん、すととーん」とシンクロした。自分も、るきさんやチャーリーくらいの年齢になったら、こういう軽やかで、むだのないビートで「すととーん、すととーん」と生きてみたい。

おはよう。

きょうから夏やすみ、おうちロックダウン夏やすみ。家でやることがたくさんある。

おはよう。

とはいえ「手取り20万」の世帯にも、それぞれの「家庭の事情」というものがあり、うちの場合、手取り20万から毎月5万を実家の母に仕送りしてるので生活費は毎月15万しばり。「健康で文化的な最低限度の暮し」はできないから「ぎりぎり息ができる異文化的な耐乏生活」。エアコンなど買えるわけもなし。

【実話】お昼ごろ救急車とパトカーがきた。隣の人が、その隣の一人暮しの人と３日連絡がとれない、もしや熱中症かコロナで倒れたのではと通報したらしい。警官立ち合いのもと家に入るが留守だった。考えてみれば自分も独居者なので、コロナはともかく、熱中症で孤独死しないためエアコン何とかしたい。

ねこの熱中症予防対策と、ひとの回復体位。

東京コロナ五輪を遠目にみてて思うのは、大地震にしろ大洪水にしろ大停電にしろ、大きな災害時には、レベッカ・ソルニットのいう「地獄のなかの楽園」（邦訳では「災害ユートピア」）が一瞬、現出するのだが、そういう逸話やいいはなしがひとつもみつからないこと。もはや一日も早い閉幕を念ずるのみ。

「みよ、これが、みやこのわかものだ」

ということで、統治者に都合のわるい現実から目をそむけさせ、社会的プレゼンスの低い若者たちに責任に転嫁させる偏向報道（授業ではこれを「若者ガー問題」とよんでる）が、またぞろはじまったようだ。