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アニメータのねこまたやです
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撮影台(線画台)上では、これを2回に分けて撮影します。

どちらが先でも良いのですが、ここはまず
「背景+Aセル+Bセル」を65%露出で撮影
次にフィルムを撮影開始点まで巻き戻して、さきに撮影したコマに対して
「背景+Aセル」を35%露出で撮影します

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二重露出処理のためには、2種類の画面を作成する必要があります。
当然ながら セルも2枚に分けて作成します。

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とりあえずサンプルです。
こんなふうな指定をよく見かけると思います。
ありますよね。

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クミ処理を使ってはダメというわけではありません。
「クミ線をまたぐ構成には要注意」です
図のような複雑な組み合わせは(本来の)クミ処理の独壇場です

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仕上げでは以下のように同じ動画から複数の素材を作成します。
いったん動画のとおりにペイントした素材
セル①は、コンポジット(撮影)に使用する色味のもの
撮影処理用のセル②または③

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組み合わせの手前に来る部分を確認して、その部分を指定する
(原画で塗り分けると親切)
同じ色の途中で切り分けする必要があれば切り分けを色トレスで指示する
線の交差点は分離の手間が大きいので不要な交差線(この場合は塗りきりの外側)は避ける
などなど

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マスクは、アルファチャンネル(不透明度)を抜き出して、個別にコントロールすることができるので、習得すると応用範囲が広いです。
このあたりの詳細はまた別の機会にあらためてなんかやりますね

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例の画像では、黒白二値のマスクですが、グレースケールで半透明の表現もできます。
応用範囲が広く単純なレイヤーわけより便利な場合も多いです。

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このマスクを使用して画像の一部分を隠す処理が可能です。
マスクを境目にして二種類の絵を合成できるのです。
レイヤーを分離するよりも、必要なデータが少なくて済むことが多いです。

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背景から、厳密な摺合せラインを採取して、そのラインを使って「隠れる部分を作画時に描かない」で組み合わせ処理をする。
これが「組合せ」「マッチライン」「摺合」というテクニック(技術)です。

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