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有藤もしくはマニ藤さんのイラストまとめ


少年サンデー、ビッグコミックオリジナル、スピリッツ、ヤングサンデー、ビッグコミック、スペリオールと、38年間漫画の部署をいろいろ渡り歩いた放浪漫画編集。2021.8.27定年退職。漫画は読むのも作るのも好き。タワレコか紀伊國屋書店かジュンク堂書店か書泉グランデのどこかにいる。で、まだ漫画編集やってる。

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佐原実波さんの「ガクサン」③。今回もおもしろかった。おもしろかったし〝学ぶ〟ということに対してどんな姿勢で臨むのかがよく理解できる。とても素敵な漫画ではないだろうか。「なんのために勉強するの?」の答えには思わず膝を打つ感じだ。 

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「medium 霊媒探偵 城塚翡翠」①。清原紘先生によるコミカライズ、いいなあ(基調がピンクなの凄い、平積みで大目立ち)そもそも相沢沙呼先生の原作小説の元祖版、TVの清原果耶さん、そしてコミカライズ版と三作三様の翡翠像が楽しめるだけで贅沢。健気で強かで天然で…絶妙のトライアングルって感じ。

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相沢沙呼氏の「invert Ⅱ 覗き窓の死角」やっと読了。こりゃまだ続くぞって感じが嬉しい終わり方。倒叙物は逆引き辞書みたいで面白いし、読んでるときはどっちかっていうと犯人サイドに立つわけだから翡翠ちゃんに攻め込まれても、こう答えたら不自然じゃない…なんて考えながら読むのが楽しいのだ。

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待ち遠しかった冬目景先生の「百木田家の古書暮らし」②が出た。神保町の古書店を舞台に、そこで生きる三姉妹を中心に描く物語。漫画の古書はよく覗きに行くが、一般書はたまーに古い画集や写真集を見るくらいかなあ。とにかく新品でも古本でも書店巡りはめちゃ楽しい。この作品もとても好きだ。

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林史也さん「世襲制トライアングル」上下巻。
現在進行形としては存在しないはずの三角関係が、不思議な形で成立してしまう恋の物語が本当に繊細に且つ美しく描かれていて、とても好きな物語だ。

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モクモクれんさんの「光が死んだ夏」②出た。成り替わりとかすり替わりネタも、こんなふうに視点を変えればより一層面白いものができていくんだな、と。当然怖さもあるけどそれ以上に哀しさや寂しさ、切なさが感じられる。片田舎の閉塞感もそれらの感情を後押ししてる感じ。この先も大いに楽しみ。

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百合心をくすぐるのか精神的BL心をくすぐるのかはたまた歴史心をくすぐるのかわからんのだが、ワシは間違いなく漫画心をくすぐられたぞ、いくたはな先生の「幕末女子高生 鬼と夜明け」①。読んでて熱くなった!(それにつけても描き分け大変そうだ😅)

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書店の新刊台で気になっていた酢豚ゆうきさんの「月出づる街の人々」①購入。西洋の妖怪たちが普通に暮らす日常(おもに女子高生なんだけど😅)をゆるゆるとしかも温かく包み込むように描いた漫画で、さらに言うとちょっと切ないのがたまらなくいいんだよなー。こーゆー漫画には弱い。

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伊咲ウタさんの紙版「きみのせかいに恋はない」買った!全1巻。ホントはもうちょっと読みたかった。漫画に落とし込むには結構難しいテーマで、エンタメにしようとすると事実と違ったり無意識のうちに面白さを優先してしまう恐れもある。でもそこで一歩二歩踏み込んで描く環境があればよかったな、と。

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山本晃司さん「撲殺ピンク」⑥、随所に痛みを感じながら読んだ。精神的にも肉体的にもキツい話がつづくのだが、信念を持って突き進む姿はそれ以上に清々しく映る。それにしても巻を重ねるごとにカバーイラストの素晴らしさが増している。絵がやっぱいいわぁ。

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