化合物botさんのイラストまとめ

アリルイソチオシアネート
ワサビ、カラシ、大根などアブラナ科の植物に含まれる辛味成分。トウガラシの辛味成分であるカプサイシンとは根本的に異なる。適量であれば抗癌・抗菌作用の効果を示す。

グルコサミン
世田谷生まれ・・・ではなく水酸基がアミノ基に置換されたグルコース。もちろん天然に存在する。

L-キヌレニン
ヤマメ(サクラマス)の性フェロモンとして作用するアミノ酸。人体ではキヌアレン経路中にトリプトファンから誘導される。

カプサイシン
トウガラシに含まれ、辛味をもたらす化合物。由来はトウガラシ属の学名 Capcisumから。粘膜を傷める恐れがあるので、摂取しすぎには注意。

フェノールフタレイン
pHで構造が変化する化合物。pHに対して特異な呈色反応を示すため、学校教育でよく使用される。pH8.2−12.0でピンク色に呈色する。

コラーゲン
腱、皮膚、血管、軟骨等に存在するタンパク質。アミノ酸組成はグリシンが1/3、イミノ酸が2/9。3重らせん構造を有し、高い引張強度および弾力性を各組織に付与している。

ニトログリセリン
爆薬であるとともに狭心症治療薬としても知られる。舐めると甘いらしい。ダイナマイトの原料である。

パラジクロロベンゼン
ニコニコ動画で有名な曲ではなく、クロロ基を二つ有するベンゼンであり、昇華性を有する。防虫剤やトイレの消臭で使用される。

地獄からきた分子
「創薬科学・医薬化学」にて紹介されている仮想の分子。反応性が高く共有結合を形成しやすい官能基を詰め込んだ構造をしており、発がん性が非常に高いと予想される。

サルフラワー
ひまわり状分子。チオフェンのサーキュレン分子。炭素と硫黄のみで構成されている点も興味深い。