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(あれ?・・・あれっ!?私に張り付いてるこれは!?)
何を間違えたのか、液状だったそれは全身を薄く覆ったまま残ってしまっていた
(ど、どうやって抜け出せば・・・)
「むぅぅ!む~~~っ!」
ぎちぎちともがくアリス・・・とそこに
「ピンチのようね、アリスちゃんっ!」「っ!?」
・・・ズズズ
(うぅ・・・はじけ飛んじゃった
もう!こんな効果があるなら先に言っておいてよっ!)
怒りながらも生み出した何かを魔法陣に戻してやり直し・・・の予定だった
「どんな形がいいかなぁ。夢子さんみたいにメイドさんとかー
ってあら?なんだかどんどん大きくなってるような・・・」
そういっている間も召喚した物体は膨らむのをやめない
「な、何か間違えたのかな・・・わ、待って待って!」
ズズズ ズ ズ ズ ズ ズ パチン!
「よし、もう一人増やす。戻るわよ小鈴」「え、私何も用意してないけど」
「うちにまだあるから」「・・・周到ですね阿求さん」
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「どうも。素敵な仮装ですね」
「あ、あはは・・・お前達は二人で天狗か。仲がいいな」