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桜が咲きはじめました。
毎朝、水晶が冬の光を蓄えている。光は星になり、魂の胎内に定着する。絵の奥にある宇宙から、神秘の呼吸が聴こえてくる。
薪を割っていたら、宝石のような虫がたくさん現れた。それぞれの宇宙に、ラブラドライトのような魂の光が輝いている。
奇妙な夢を見た。夜中に犬と散歩していたら、頭が動物で、てるてる坊主のような精霊が、木の上に浮かんでいた。目が覚めて、もしかしたらと直感して調べてみたら、犬神さまだった。全体が金色に光っていたが、姿形はこの佐脇嵩之『百怪図巻』の絵とまったく同じ。初見で記憶にはないから、驚いた。
水晶を持って棕櫚の森に行ったら、呼応するように黄金虫が現れた。森のネットワークに接続したのだろうな。見えない世界で通じあってる。
彩りはじめた楓