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勿論、チップチューンも例外ではありません。常に「今行っている課題内容は適切か?」を考え、講習会での受け答えや課題の上りを確認しながら微調整を繰り返しています。様々な情報や取り組みを参考に大枠を再構築することもあります。
また、絵に対する私の知識と経験はあくまでアニメーターとしてのものが大半なため、イラストレーター向けの講習会としてはソフトのツールをフルに活用するような課題やフィードバックが少ないのが現状です。
ここまでアニメーターとイラストレーターの新人向けの講習会についてお話してきましたが、チップチューンには他に「制作・仕上げ・美術・3D・撮影・編集」とアニメーション制作に必要なほとんどのセクションが存在しています。
先にお話した『基本構図』や『視線誘導』は勿論、この課題が講習会の後半期に行うこともあり基本3系統の課題やその他の課題で得たものを総動員で課題で取り組んでもらいます。当然こちらからのフィードバックも全方位からの解説になります。
発注書にある条件をクリアした版権イラスト(という設定)を最初のアイデア出しとキャラクター設定から行います。「構図」課題と違いこのアイデア出しが非常にキーとなっていてこの段階で出来るだけ数を出してもらいます。
立方体ベースの背景で課題をやる場合は細かなディテールに気を配る必要がない分「構図」「パース」「芝居」が上手く描けているかどうかに意識と時間を使い、解説も重点的に入れています。「パース」課題同様簡素な分その時の自分の力量がはっきりと出るため中々にシビアです。
この課題を通してアニメーターとして非常に重要な「動かすことの面白さ」を「動きの基本と描き方」と共に理解してもらい、そこに「仕事として求められるレベルとは?」を付け加えて課題を行っています。
解説時に入れた画像内のテキストについては本人だけでなくこのツイートを見ている人の中にも共通して当てはまることの多い課題点でもあると思いましたので、なるべくそのまま載せています。但し、一部個人名等は書き換えた上で掲載をしております。