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ここからが本日のツイートの内容になります。はじめにこれまでツイートで今回の新人講習会に関するツイートは「計六回を予定しています」とお伝えしておりました。これを計七回に訂正させていただきたいと思います。
立方体ベースの背景で課題をやる場合は細かなディテールに気を配る必要がない分「構図」「パース」「芝居」が上手く描けているかどうかに意識と時間を使い、解説も重点的に入れています。「パース」課題同様簡素な分その時の自分の力量がはっきりと出るため中々にシビアです。
この課題を通してアニメーターとして非常に重要な「動かすことの面白さ」を「動きの基本と描き方」と共に理解してもらい、そこに「仕事として求められるレベルとは?」を付け加えて課題を行っています。
解説時に入れた画像内のテキストについては本人だけでなくこのツイートを見ている人の中にも共通して当てはまることの多い課題点でもあると思いましたので、なるべくそのまま載せています。但し、一部個人名等は書き換えた上で掲載をしております。
アナログであれば一部の絵やパーツに対して修正用紙を乗せて描かれている物やデジタルであれば本人の描いたものが一部流用され表示された状態で手が入れられています。
(こちらは中央の女の子と手前のモブの一部が本人の描いたものです)
「パース」や「構図」に限った話ではありませんが、少ない手数で高い精度を出せるようになるためには相応の場数を踏む必要があります。特に苦手意識を持っている人が多い「パース」については繰り返し実践して理論と自分の感覚を結び付けていく他ありません。
ディテールや情報量で誤魔化せないシンプルな素体や要素で画面映えさせた絵を描くには描き手に高い力量が求められますが、その一方で今の自分のパースや画角、構図に対する理解度と構成力を細部に惑わされることなく知ることが出来ます。(中には添付画像のように同じモチーフで画角を変えてみたり…)
実際のところシンプルな素体と立方体のみで絵として成立させるのは非常に難易度が高く、それ故に毎回この課題の初回時には「上手く描けなくても落ち込む必要はないです。それくらい難易度が高いので少しずつ要領を憶えて描いていきましょう」と伝えています。
そのため描く時間が短く済むように描くのは素体と立方体のみ。一部例外もありますが添付した画像のように基本的にこの2種類の要素を組み合わせて一枚の絵を完成させます。某有名ゲームの○インクラフトのような「立方体で構成された世界」に素体を置いた一枚絵を描くイメージです。