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【追伸】働き蟻でも、働き蜂でも、全体の中の一定数は怠け者がいると。その怠け者を排除しても、残りの中からまた、誰かが動くだろうの怠け者が、沸いて出てくると。人間世界と同じ。積極的に動く人間がおれば、他は外野で言いたい放題を。老いた親を世話する時の兄弟、姉妹の構図にもよく似た事例が。
拙僧の今朝法話に対しての質問がちらほら。よって、この場で一括回答を。「この国に限っての統計によると、率先して動く『自主的行動型人間』が2割、指示があれば動く『指示待ち型人間』が6割、自らは動かん『誰かがするだろう型人間』が2割と。人を牽引する(人の上に立つ)は皆、自主行動型」と。
【追伸】この読者が「追い込み過ぎたら、取り返しの付かない事に。そうなったら掌を返して『いい人だった』と言うんだろうね」と。「失敗を許してくれる社会が、自由を重んじる社会。失敗を許してくれない社会は、自由な社会とは言えないよね。もう少し、寛容になれないかな。住み難い世の中だね」と。
【追伸】檀家男性が「これ、納得です。けど、嫌ではありません。強い女房の陰は色んな意味で涼しく癒されます」と。「御意。拙僧、今年で59歳。今日までに、気の弱い男性には、しこたま出会ってきましたが、気の弱い女性に未だかつて、出会った事がない。女性は生き物が違います」と。失礼しました。
知人父親が「小6の娘が、私を避け始めた。何で、住職」と泣きっ面で。「専門家によれば、それが正常だって。近いフェロモン(無臭分泌物)より、遠いフェロモンを女性は求めるって。遠い方が優秀な生命体を残せるから。父親から離れ始めたら、1人の女性として成長が始まったという事」「寂しい」と。
【追伸】昨今、温故知新(古きを温ねて新しきを知る、論語の記述に由来の言葉)が、とんと耳に。朝起きて、飯食って、大小便、昼間働いて、夕刻に帰宅、夕飯、酒食らって、夜に寝る。原子時代から何ら変わってない人間の営み。変わってきたは、使う道具だけ。過去を知り、学び、今に活かして、なんぼ。
夫婦喧嘩仲裁に檀家の家へ。2人共が自分の言い分ばかりを主張。自分で言うも何だが、日頃は優しい拙僧が「ちょっと待たんな。奥さん、貴女は、誰が働いてお金を持って帰ってくれて生活が成り立っとるんかい。ご主人、貴方は、誰が家を守って、年中無休の家事をやってくれとるんかい」と。夫婦共絶句。
拙僧今朝の平泉中尊寺金色堂は奥州藤原氏の話ですが、藤原氏といえばせ、どうしても平安中期の公卿、藤原道長公の詠んだ「この世をば、わが世とぞふ望月の、欠けたることのなしと思えば」が脳裏に。藤原一族の栄華を極めた心境が推し量れる。この一首に出会ったは、拙僧が中学生の頃。衝撃を覚えたを。
全身の癌を1度に調べる事が出来るペットで、膵臓癌が見つかった知人男性が「住職、やっと仕事から解放される。年齢的にも70近くまで。悔いはないわい」と。以来、数年連絡が。ある日、偶然、居酒屋で大声談笑知人に遭遇。「死ぬんじゃなかったんかい」「ペットの誤診でさ。卒業見送り、留年や」と。
檀家が「住職、昨今の会話なんだが、テレビに出ていた人が出なくなったら『あの人、何か、やったか』の言葉がまず出てくる。知らなくてもいい事が、すぐ耳に。昔は、ヤンチャな芸能人達が浮気話を堂々と。それを叩く人達もなく。そこら辺の垣根がなくなって、国民総監視時代に。息詰まる世の中に」と。