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烏月ハネ@ゆるふわツンデツンデさんのイラストまとめ


読ウツキ-ハネ
マイクラ垢→@krs_crescent
趣味垢,物書き。元は望月クロハ。別名もっちー。黒鷲亭所属。MHWilds:クロワ・モチツキウス/Rise:鴉羽ユエ/スプラ3(主バレスピ)/マイクラ/ポケモン/プラモ(30MM等)/音ゲ→指,DDR/ギャザ

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「コマンド停止、出力半減……」

青の獣が動きを止める。

「手加減できる余裕までは流石に無かったです、すみません」

そして、機体の損害について謝罪した。

「機体の損壊費用はある程度負担しますので……」

「とにかく、戦闘していただき、ありがとうございました」

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「(厳密には、機体制御の最適化・緻密化ですけどね)」

時間制限は短い。
コマンドが切れれば出力は半減だ。
ここで決める。

六刀の嵐を掻い潜り、捌き、銃撃で弾き、時には刀を合わせ、針の穴の隙を虎視眈々と狙う。

「ーーーーーここだっ!」

そして、見出した場所へと、袈裟斬りを叩き込んだ!

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最大火力が、突出したネビロスを焼く。

「ぁー、足りねぇ……!」

その刃は、惜しくも二人に届くことはなかった。
メイン装甲は異能レベルの耐熱性と吸熱性を持つが、その駆動部はそうではなかった。

「もう少しいじる必要があるな……」

「とりあえず試験完了だ」
「ありがとうございました」

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「まだ持ちこたえますか……なら奥の手です」

「ーーー“SASバースト”」

コックピットのナノマシンが震える。
人機一体と化した青の獣が吠え猛る。

「カウントダウン、開始。決めさせてもらいますよ!」

副腕からの射撃、魔導兵装、テールユニット。
それらの緻密さを増して攻めたてる!

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「ーーー(今の間、敢えて受けた……?)」

それに、他にも装備がある、という物言い。
このホウジョウさんは、まだ底がしれないな。

「……いえいえ、十分試験運用はできましたよ。ありがとうございました」

いずれにせよ、募集に応じてくれたことには感謝を。

「(この人、中々策士だな)」

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「カメラが半分イカれたか、だが、まだイケる」
「近接シフト、行くよ」

損害などないとばかりに、鋸刃の神速刺突が迫る。
同時に動いたメフィストはテールユニットを地面に叩きつけて上に跳び、弾幕を纏いながらの兜割りを繰り出す

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その瞬間、機体の動きが“生まれ変わる”。

人機一体。

機体シンクロ率を引き上げるコマンドが、相殺もせずに火器を躱すなどという曲芸を可能にしたのだ。

「一気に駆け抜けますよ、覚悟はいいですか?」

ターゲットへの道筋をクリアし、最低限の被弾と、必要な分だけの射撃、そして斬撃が走る!

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「速さと細かな動きに相当自信がおありなようですね」

撹乱の合間に入る攻撃を、副腕の火器五門が的確に相殺する。

「ですが、このメフィストに届くには、生半では足りない」

「短期決戦と行きましょう。ーーーー“SASバースト”」

ナノマシンプールのコックピットからコマンドが発せられる。

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「短期決戦、大いにけっこう!なら、こっちも攻めるだけだ!」
「オッケー、フルバースト行くよ」

阿吽の呼吸で、メフィストが全ての火器を集中する。
それだけでなく、ネビロスもまた六門を前方へ向けて放ちながら接近する。

「行くぜ!こっちが先か、そっちが先か!」
「試してみましょう!」

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「よろしくお願いしますね」

対峙すると、その獣はゆうにアルト2機分の背丈を軽く超えている。

デカい。

その威圧感は凄まじい。

「どうしてこの機体がこんなに細身か解りますか?」

穏やかな言葉とは裏腹に、副腕の銃火器ががチャリとリロード音を立てて威嚇する。

「ーーー速くなるためです」

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