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@django_manji 「コマンド停止、出力半減……」
青の獣が動きを止める。
「手加減できる余裕までは流石に無かったです、すみません」
そして、機体の損害について謝罪した。
「機体の損壊費用はある程度負担しますので……」
「とにかく、戦闘していただき、ありがとうございました」
@30MM16590543 「(厳密には、機体制御の最適化・緻密化ですけどね)」
時間制限は短い。
コマンドが切れれば出力は半減だ。
ここで決める。
六刀の嵐を掻い潜り、捌き、銃撃で弾き、時には刀を合わせ、針の穴の隙を虎視眈々と狙う。
「ーーーーーここだっ!」
そして、見出した場所へと、袈裟斬りを叩き込んだ!
@makamikouya 最大火力が、突出したネビロスを焼く。
「ぁー、足りねぇ……!」
その刃は、惜しくも二人に届くことはなかった。
メイン装甲は異能レベルの耐熱性と吸熱性を持つが、その駆動部はそうではなかった。
「もう少しいじる必要があるな……」
「とりあえず試験完了だ」
「ありがとうございました」
@30MM16590543 「まだ持ちこたえますか……なら奥の手です」
「ーーー“SASバースト”」
コックピットのナノマシンが震える。
人機一体と化した青の獣が吠え猛る。
「カウントダウン、開始。決めさせてもらいますよ!」
副腕からの射撃、魔導兵装、テールユニット。
それらの緻密さを増して攻めたてる!
@KND308434009 「ーーー(今の間、敢えて受けた……?)」
それに、他にも装備がある、という物言い。
このホウジョウさんは、まだ底がしれないな。
「……いえいえ、十分試験運用はできましたよ。ありがとうございました」
いずれにせよ、募集に応じてくれたことには感謝を。
「(この人、中々策士だな)」
@aasalyuhi 「カメラが半分イカれたか、だが、まだイケる」
「近接シフト、行くよ」
損害などないとばかりに、鋸刃の神速刺突が迫る。
同時に動いたメフィストはテールユニットを地面に叩きつけて上に跳び、弾幕を纏いながらの兜割りを繰り出す
@django_manji その瞬間、機体の動きが“生まれ変わる”。
人機一体。
機体シンクロ率を引き上げるコマンドが、相殺もせずに火器を躱すなどという曲芸を可能にしたのだ。
「一気に駆け抜けますよ、覚悟はいいですか?」
ターゲットへの道筋をクリアし、最低限の被弾と、必要な分だけの射撃、そして斬撃が走る!
@django_manji 「速さと細かな動きに相当自信がおありなようですね」
撹乱の合間に入る攻撃を、副腕の火器五門が的確に相殺する。
「ですが、このメフィストに届くには、生半では足りない」
「短期決戦と行きましょう。ーーーー“SASバースト”」
ナノマシンプールのコックピットからコマンドが発せられる。
続
@makamikouya 「短期決戦、大いにけっこう!なら、こっちも攻めるだけだ!」
「オッケー、フルバースト行くよ」
阿吽の呼吸で、メフィストが全ての火器を集中する。
それだけでなく、ネビロスもまた六門を前方へ向けて放ちながら接近する。
「行くぜ!こっちが先か、そっちが先か!」
「試してみましょう!」
@django_manji 「よろしくお願いしますね」
対峙すると、その獣はゆうにアルト2機分の背丈を軽く超えている。
デカい。
その威圧感は凄まじい。
「どうしてこの機体がこんなに細身か解りますか?」
穏やかな言葉とは裏腹に、副腕の銃火器ががチャリとリロード音を立てて威嚇する。
「ーーー速くなるためです」