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黒鉄の魔法使い 6 読了 感情に明暗はあっても葛藤によるブレがなく一定で、鍛えては勝っての繰り返し。 みたいなある種面白味の欠ける作品だと思ってたけど、この巻は良い感じに起伏が立ってて垢抜けた。 やっぱ会長が入ると戦闘の華が違うなー。 詳細な戦闘描写なのにいつの間にか笑いを求めてる。
世界征服系妹 読了 直近で唯一読み終わっても感想が定まらなかった作品。 前半、とても好み。 キャベツに紛れて転がっていたから始まる楽しい言葉選び。 世界を征服する力をつけた妹を前に淡々と小遣い減額言い渡したり厨二病な娘を見るような痛ましさを語り合うお兄ちゃんと偉い人、すっごい好き。
流行らなかった紹介 白魔法クラスの大忍術師 空想忍術物ジャンルにおいて傑作だったと思うんだよなぁ(尚競合は…)。 失意の淵から立ち上がり、我此処に有りと謳う王道ファンタジー。 …を盛大に行くヒロインの陰に忍び、人心を操り、暗躍する邪道王道ファンタジー。 発売から一年経つ…。
一切脈絡無いけど無欲の聖女続きもう無いのかな。 お金大好き少年がとある拍子に絶世の美女と精神を入れ替えられる。 金欲全開なんだけども、おしとやか言語強制魔法が悪さをして健気な良い子に見えてしまい!王子様に惚れられて?!って勘違いTS物。 Webで最後まで読むべきか、後3年くらい悩も…。
わたしの幸せな結婚 三 読了 三巻にしてようやく理解。 色ボケ始めた堅物の旦那様に迫られる初心な薄幸美女ニヨニヨする為の作品であると。 それを軸に、今巻は義母との確実のお話。 一巻振りの重い雰囲気…かと思いきや。 奥ゆかしい表現の作品で近年稀に見る強度のツンデレ見せられたらどうすれば。
ただの屍のようだと言われて幾星霜、気づいたら最強のアンデッドになってた 読了 冒険中に倒れ、目が覚めたらーー。 身体が不死っていた。 (不死だから)人を威圧し萎縮させ、(不死だから)言葉が上手く出ず、(コミュ障だから)会話が出来ない。 そんなこんなで人類に敵対認定されてしまうコメディ。
閻魔堂沙羅の推理奇譚 業火のワイダニット 読了 前回は悪、今回は正解の無い間違い的な三話編成。 推理役が一人だったり二人だったり老人だったり小学生だったり。 ここのフレキシブルさがこの設定の魅力。 読み応えは◎だけど、社会への不満のような個人見解が記されている為、そっと流すが吉。
公女殿下の家庭教師6 読了 守られ、救われ、庇われ、背負われ。 それは全て一方的な行為。 それをされた者は何を思うのか。 感謝、絶望、奮起、悲嘆、賞賛、憤慨、慚愧、決意。 それは相手に対する心情の発露。 こういう話がとても好き。 そして、それを一方的で終わらせない話はもっと好き。
終焉を招く神竜だけど、パパって呼んでもいいですか? 読了 日本が異世界と邂逅して200年、なんか地名と人名が横文字になっちゃったりですっかり馴染んだ…ような世界で生まれた少年が少女と出会う物語、第3巻「娘」。 みたいな唐突に始まる大胆な構成から繰り広げられるゴテゴテでイケイケな作品。
オーバーライト 読了 イギリスを舞台にしたアート・ストーリー。 日本圏では出来ないフランクでラフでシニカルな会話と共に、グラフィティという馴染みの無い題材を嫌味なく受け入れさせる気持ちの良い作品。 時にルビとして混ざる英音がまた良い味を出している。