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転生ごときで逃げられるとでも、兄さん? 読了 一章に至っては陰鬱なれど、だからこそ話に重みが乗り、能力としての設定も巧妙で、戦闘描写に於いても多彩。 そして、急転直下の展開と目を引く表現。 妹の限りなく煮詰められたキャラの強さと共に圧巻の読み応え。 限りなく理想に近い100ページ。
宝石商リチャード氏の謎鑑定 読了 宝石を通じて様々な客の因縁を溶かしていく本。 話の流れで嫌味無く語られる宝石の蘊蓄と、時代やマイノリティ、多方面に渡る変幻自在な話組みが持ち味。 もうストーリーよりも蘊蓄読みに来てるまである。 紳士と無邪気正義感、狙い過ぎのキャラは好き嫌いポイント。
ケーキ王子の名推理 読了 パティシエを題材にしたやや硬派寄りの少女マンガに少し謎解きを入れました、な感じ。 推理を度外視して少女マンガとして読めばそこそこ。 単純だけど、素直と真剣、どちらも好感が持てるカップル。 ただ、実はケーキを熱く語り美味しそうに食べるとこが一番好きです。
栽培チートで最強菜園2 読了 前回インフレし切ってたのでどうかと思ったけど、レベルを関与させず上手く話を作っていて変わらず楽しめた。 特に後半は癖のあるキャラでテンポ良く話を回しており、ダレずに笑える。 同居人組には次も期待してます。 ただ、シーファさんとの絡みが無いとこだけが残念。
いつか仮面を脱ぐ為に2 読了 薄幸美少女を可愛がり、真面目美人に慕われて、ヘタレだから手は出せず、でも戦場では鬼神也。 相変わらず面白い。 1巻より緊迫感は無いけど、代わりに可愛い所これでもかと。 最後の定型美が待ってるからこそ、何があろうとも落ちずに待てる。 ヒーロー物の良し味よ。
アンフィニシュトの書 悲劇の物語に幸せの結末を 読了 ヒロインの幸せ願う本読みはマイノリティらしい。衝撃。 閑話休題。 ページ数の少なさに惹かれて買ってみた本。 文章表現は素晴らしく、読み切ることで序盤の文からこの終わりに向けて書かれていたことが分かる。 読了感としては高め。
第六皇女殿下は黒騎士様の花嫁様4 読了 何だこれ、口から砂糖が10t出る。 マルグリッド姉上に砂糖吐いてる場合じゃ無かった。 改めて見るとシーン数エグい。 3冊読んだ気分。 そして、そうきたか…。 一巻から一周回って十段階強化してニューゲームな感じ。 推してきた甲斐あったので尊過ぎて死ぬ。
吸血鬼は僕のために姉になる 読了 うーん…。 出だしなどとても良い。 生い立ちや余白を使った表現、高校生らしく若々しくて青い。 その上で、窮屈。 世界を跨ぐ話をしながら友人関係+αで閉じてしまい、それより外側「全て切り捨ててしまった印象。 序文で抱いた期待値に届かなかった、そんな読後感。
神話の密室 天久鷹央の事件カルテ 読了 中編二本立て。 前.ミステリー作家の描くミステリー作家。 驚きというより得心がいった。 後.既知とのしがらみ、今までこのシリーズで描かれなかった趣向。 盛り上がりとしては物足りない所もあるけれど、2人の成長を感じる。 無性に既刊が読みたくなった。
魔女に育てられた少年、魔女殺しの英雄となる 読了 転生物として早めに正体バラすことや失敗を描くこと。 良いとこは良いが、致命的に薄い。 話の起伏がなく、書き込みもなく、進展もなく、正直旅行してるだけ。 題名も転生も活きておらず、商用の書き方じゃない。 土台が悪くなかっただけに残念。