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一方L.O.Dの方は少年が主役。個性豊かなキャラクターに囲まれつつ敵との交流もドラマに絡める王道バリバリの構成で清々しいロボットアニメになっていた。そりゃあそうだ、シリーズ構成・脚本は三条陸氏だもの。
原作の「大空魔竜ガイキング」は、超能力を持った若者が集結して侵略者暗黒ホラー軍団と戦うお話だけど、実はキャラがちょっと弱くて物語の流れがあまりはっきりしなかった。このへんは、家族が関わったロボットに乗ることになるいくつかのロボットアニメと比べると違いが分かる。
「ガイキング L.O.D」は、主役メカと一部のキャラクター名以外は何もかも一から作り直した、リブートに近い構造だった。その主役メカも最終的に3体合体で別のロボットに生まれ変わる。ここまですると、さすがに旧来からのファンからは総スカン…にならなかったのは本筋が面白かったからだ。
(某作品を横目で見つつ)そういえば、過去のロボットアニメのうちリメイクされた作品でよく出来てたのってなんだろう…と考えてみて、出てきた一つがこれだった。
出だしこそ緩めだったけど、シリーズ構成の堅牢さと後半に向けて上がっていくばかりのテンションで満足度高い。
白状しますと、足掛け7年目になる長期連載をまとめる事自体が初めてでして(笑)
未経験の大海原を、大波超えて必死に約束の地目指して漕いでいるのです。破綻は許されないけれども、無難な着地は面白くないという矛盾を抱えて、「夜光雲のサリッサ」はクライマックスへと突っ込んでいきます!
実はネームを遡ってみたら、この最終決戦のきっかけとなる「月が割れる」が始まったのはちょうど2年前に描いたネームでした。それから2年ぐらい延々とこの決戦編を描いていることになります。この戦いに入ってから、ネームのコントロールが手を離れそうになりながら必死に掴む、の繰り返しです。
気がつけばインプレッション数が70,000を突破(!)
やっぱり原作が偉大なので思い入れのある方もたくさんいらっしゃいますね。自分の描いたファンアートにこれだけの反応をいただけるのは嬉しいことです。ありがとうございます!
原作「ファントム無頼」は完全版(1)が発売中!
【告知】コミックリュウの更新日、金曜日です。
夜光雲のサリッサ最新話「手のひらを真月にかざしてみれば(その5)が公開!圧倒的な殺意を持って襲ってくる天翔体”ニンゲン”に圧倒されるIOSSだが、意を決して反撃に移る!果たして古の惑星間宙域戦用兵器に対抗できるのか!?
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コミックリュウで連載中の「夜光雲のサリッサ」はジェット戦闘機と空飛ぶ怪獣が人知れず超高空で戦う物語。戦うのは、人知を超えた能力を持つ少年少女たち。この漫画も「ファントム無頼」をはじめとする新谷かおる先生の作品なしには生まれませんでした。
1~12巻発売中!