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隊長「……」
私は二人に軽く意図を伝えると、その通信を開いた
グラディス「よかったよ。実はすこし話がしたいんだ。連合にツテがほしくてね。無論、戦るなら相手になるが」
灰被り「…仕掛けますか?」
隊長「油断せず。相手は【グライアイ】の【魔女】。返り討ちに合わぬように」
隊長(だが、彼女の機動戦闘能力は以前の戦いでよく記憶している。私の砲撃が通用すればいいが……)
小隊はたった一機との対峙に緊張が走る……!
しかし琴里に心配させる程態度に出ていただろうか
だとしたら、我ながら相当だな
隊長(MSCが『こういう』組織である事は承知していたはずだ…。だが、ならばこの焦燥感はなんだ?)
隊長「了解しました。アストライア隊…照合完了。MSC特権申請、迅速な救護班の手配をお願いします」
マムと呼ばれたその女性、【アリス=マッカラン大佐】の言葉に従い、【ベルテクス】のレーダーとリンクする
少なくとも、周囲に警戒するような反応は……無い
琴里「隊長、この後は?」
隊長「把握しました。交渉しましょう」
…回線が開かれる
メアリー「私は地球連合アストライア隊所属、メアリー=アーデンハイト中尉」
女性の声だった。だが彼女は慌てるような様子ではなく、こちらの応答に対し落ち着いて銃口を下ろす
マルコ「ええ。まさか私などの名を知ってくれているなんて、光栄ですよ」
そう言って、騎士は公衆の面前だというのに躊躇いも無く頭を下げた
灰被り「と、とととっ!? トンでもないです!! 寧ろここに集まった者で貴方を知らぬ方がおかしいでしょう!?」
我々が泊まるホテルから一歩出ればもうお祭り騒ぎだ
灰被り「あ、隊長。バケツメットアイス食べます?」
隊長「少しなら」
琴里「…私も。ミニカップ、ビターチョコで」
灰被り「了解です! 琴里、隊長の選んであげて♪」
琴里「えっとね……」
伯爵『問題は無い。処置データは医療分野にキッチリと活かされている。あの力の源泉の解明にもいずれ繋がると期待されてはいる。こればかりは【協力者】の[特許]でなァ』
隊長「そういう問題じゃないッ!!」
デスクを叩き、声を荒げる
そんな事をしても、実際は目の前にはいないというのに