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…だが、装置が瞬くと同時に、その残骸は消え失せ、全く同じ機体が再び現出した……!
伯爵『ぐうううッ!!? え、援軍だと!? バカなッ! もう[X台地]での戦いは始まっているはずだ!! こんな辺境に何をしに来た!?』
#30MMLSD
灰被り「させない!! 琴里を助けて、その装置を止める! そうしたら貴方は終わりよ!!」
一見荒唐無稽な言い分にも聞こえたが、仮に本当に未完成の装置を無理矢理使ってこの結果を出しているとしたら…
尚且つそのトリガーが琴里であるというのなら、彼女の推論は正しいかも知れない
琴里「隊長……お姉ちゃん……」
隊長・灰被り「……!!」
琴里「逃げ、て…からだ…が、めちゃくちゃに……いうコトをッ!? あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!?!」
隊長「ッ!!!」
灰被り「琴里ィッ!!?」
伯爵『まあそうだろうな。〝部品〟の回収に来たのだとは思っていたよ』
パチンッと伯爵が指を鳴らすと、コーラスの機体がスパークし、その装置は不気味に脈動し始める
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!??!!?
隊長「!!」
眼前のスピナティオタイプのコックピットから響くその声。通信越しに何度も聞いた声…
『我が愚息。そして久しぶりになるね、バイロンのお嬢さん』
隊長「!?」
灰被り「この人が…伯爵!?」
入って来い。そう言わんばかりの穴が真正面に空いている
…不意にヤツ、『伯爵』の顔が脳裏をよぎる。ついにモニタ越しではない対面となる
もう後戻り等出来ない。我々はそのままその穴へと突入した
『強硬措置実行。ヘイゼルユニット、バイタル維持をこちらに。休止措置実行』
琴里「ッ!?」
灰被り「そ、そんなことをしたら!!」
ヘイゼルユニットは琴里の座るコックピットを含めた、彼女の安全を保つ機構を備えた部分だ
そこが掌握されたら…
灰被り「次はここですか。噂には聞いていましたが…」
隊長「大量配備されているという[スピナティオ]タイプは、従来機より駆動性能に優れていると聞きます。気を付けねばなりませんね」
琴里「…敵にも、なるの?」
@TLS94565519 琴里「あ…。あぁ……」
灰被り「…琴里」
隊長(なんてデタラメな出力…! それにまさかCOLORSの一人と完全に敵対する事になろうとは……!!)
(反応、ありがとうございます! そして、熱い展開とバトルをありがとうございました✨)