山村雅治さんのプロフィール画像

山村雅治さんのイラストまとめ


2016年8月末まで「山村サロン」を運営。閉鎖後は「松山庵(しょうざんあん)」で続行。文を書き、合唱の指揮をやり、絵のモデルにも。北辰旅団の座員の役者としても、日々刺激のたえない生活を。
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承前)現世は霊界のホログラムだ。人間は自分の肉体の尺度でしか世界を理解できないから、科学者は神を出さない。一日はSPレコードを聴くことに費やした。トスカニーニの盤など。前にこれらを聴いてた人たちの霊の息吹をも感じる。。。と書けば僕がいかに気ちがいじみた人間なのかがお判りでしょう(笑

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承前)映画「天気の子」。新海監督はいう。「調和を取り戻せない世界で 新しい何かを生み出す物語を描きたい」。「帆高や陽菜は憧れのまま走り始め 駆け抜ける少年少女であってほしい」。その結果「結局、この物語は帆高と社会全体が対立する話なんだ」。

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映画「天気の子」を見た。「朝日」夕刊7月26日付の大久保清朗氏の評を読んで見ておこうと思った。
評文の「矛盾に満ちたアナーキーな結末」という言葉が気になった。彼の書いた通り、新海誠監督は「『攻め』の作家へ変貌していく」。前作「君の名は。」よりもまっすぐに伝わるものがあった。

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承前)しかし、よく見てみよう。傘の角度がちがうなど明らかに表紙の3人が変容している。やりましたね(拍手
活版印刷の時代だったら、この紙面を印刷するのは難しかった。前回の文字重なりの美術書評に次いで『ピカソとの日々』。次回あり、の予告を受けとった。

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昨日付「朝日新聞」朝刊の読書欄に、またもや横尾忠則さんがやってくれました。それ自体が美術作品である美術書の書評。今回は欄の冒頭を飾る。『ピカソとの日々』フランソワーズ・ジロー /カールトン・レイク 著 野中 邦子 訳(白水社)。本の表紙の3人の人物が書評面では影絵になっている。

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わが家の庭の植物誌。
ここ2、3日、昼間は暖かい。夜までは暖かさはもたなくて冷える。この春の季節は4月いっぱいまでか。
陽の光はだんだん太陽に近くなって、葉脈を透かせる力が増した。新緑の訪れを告げる樹々がまばゆいほどだ。庭木はツツジの蕾が膨らんできた。

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承前)その距離を一挙に取り戻そうとしたのがマルクス・ガブリエルだった。彼はブラックホール画像にどんな感慨を持っただろうか。あるいはなんの感慨も抱かなかったか。物理学の最先端も彼はまちがいなく追いかけている。

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ブラックホールの研究に力を尽くしたのがスティーヴン・ホーキングだった。彼はブラックホールの「ホーキング温度」と「ホーキング放射」を発見し、一般相対性理論と熱力学と量子力学のつながりに目を開かせた。ブラックホールにはエントロピーを持つことも証明した。

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彼は誰の「意味の場」も認める。この心やさしさは宗教と芸術を論じる場面にあらわれて<対話>しなければ自分がわからないことを書く。これを古代ギリシアに行った人は誰で、記した人は誰だったか。ただし、彼の論考を根底から覆せる言説があるとは思えない。なぜなら世界は存在しないのだから。

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承前)ロッシーニは37歳の時に書いた『ウィリアム・テル』(1829)を最後に歌劇の筆を折った。若い頃から料理が(食べることも作ることも)大好きで、オペラ界から引退した後の余生はもっぱら料理の創作や高級レストランの経営に費やしていた。

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