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横尾忠則現代美術館。横尾忠則の画業の核心が展示された「横尾忠則の冥土旅行」展は、平日で雨降りのせいか混んでなかった。あまり東京の人たちには知れてないのだろうか。こんなにすばらしいのに、どうして全国から彼の絵を神戸まで見にこないの?
小磯良平は僕の小さい頃から芦屋、神戸では絵に関心がある大人の間ではいつも名前が出てきた大先生だった。いつの間にか「小磯先生」の絵は身近なものになった。彼の聖書に捧げられた絵はどれも見事だ。構図といい筆致の鋭さといい、色彩の寡黙な雄弁さに至っては誰がこれを評する言葉をもつだろう!
今朝は熟睡の遅い目覚め。体じゅうをとんてんかんと修理してくれる細胞の小人さんの夢も見なかった(笑 そういえば風邪らしい風邪は久しぶりに引いた。年に何度かの寒気を伴うくしゃみ連発と際限ない洟水は、あれはアレルギー性鼻炎の発展形にすぎなくて、それが風邪だと錯覚してた。
不思議な夢を見た。寝入りの夜半から朝までの寝覚めのあいだ間断なく体じゅうの細胞が小人になってとんてんかんと体じゅうの不具合を「次はここ」と順番に修理してるんだ(笑 風邪の引きはじめの自覚症状としては寒気があった。今日は小人さんたちの作業のおかげか、風邪の治りかけ状態にはなった。
承前)彼の頭の中で鳴ったのは「40・ト短調」の冒頭ではなく、アレグロ・アッサイの終楽章のテーマだった。「39」に言及しているのも終楽章。「明け方の空に、赤く染まつた小さな雲のきれぎれが、動いてゐるのが見える。まるで、」その冒頭の音型。
『追悼水木しげる ゲゲゲの人生展』。水木しげるの大きさも深さも余すところなく展示されている。日本の漫画家を海外の友人に紹介するなら、まずこの人を挙げる。体験に根差した表現の力と、日本の闇から産まれた妖怪たちの多彩な魅力。仕事部屋には柳田国男。戦中にはゲーテのエッケルマンとの対話。
『追悼水木しげる ゲゲゲの人生展』を見た。
神戸元町大丸9階の「大丸ミュージアム」は、夏休みの子供たちもたくさん見に来ていて賑わっていた。過日の妖怪画展は県立の美術館で開かれていたこともあり入場者は少なかった。デパートの大衆性とともに水木さんは生きていた。