目黒雅也『西荻さんぽ/亜紀書房』Masaya Meguro illustration & kendoさんのプロフィール画像

目黒雅也『西荻さんぽ/亜紀書房』Masaya Meguro illustration & kendoさんのイラストまとめ


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西荻窪「それいゆ」の焼きりんご。これに冬の到来を感じるのは私だけだろうか。12月は、店内もケーキも徐々にクリスマス風にドレスアップされて、それがむず痒い年も、気持ちが華やぐ年もあった。

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西荻窪「ラヒパンジャービーキッチン」にて。マトンパヤを注文しようと思ったら「今日はニハリになります」とのこと。ニハリはマトンのふくらはぎの肉だそうで。ビーフシチューのようでかなり美味しい。キドニービーンズのカレーも濃厚で香ばしい。

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西荻窪「笠置そば」。目玉焼きが乗るネギそばに穴子天とかき揚げを。なかなかの素晴らしさ。

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たまに無性に食べたくなる西荻窪「麺尊RAGE」にて特製軍鶏そば。ガツンと出汁が効いているのにくどさがなく、身体に染み入るような旨み。具材は全て丁寧に仕込まれていてどんぶりの中に絶妙なチームワークがある。日本蕎麦から派生した鰹出汁の荻窪「春木屋」と似た繊細さを感じる。

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西荻窪「それいゆ」のランチでカレーオムライスコーヒー付き、リンゴのアーモンドタルト。さながらフルコースみたいになっちゃいました。疲れた心にささやかな贅沢を。カレーオムライスは中のドライカレーのお米の硬さやレーズンの甘みがとても好きです。

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最近何度も描いた気がする西荻窪「酒房高井」。小慣れた私は日本酒ではなくグレープハイ。黙っても出てくる日替わりかつ気まぐれの突き出しは自分でラー油と山椒をかけて食す麻婆大根、海老塩焼き、そして味噌漬けの蓮根を焼いたの。いずれも秀逸な酒の肴。極めている。

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西荻窪「アンセン」。どれも捨てがたくあれこれと買い過ぎてしまう。しかし翌日にはきれいになくなる。

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西荻窪「それいゆ」のカフェオレは「カフェオレボウル」で供される。かれこれ20年近く通いほとんど頼んだことがない。これ、結構量入るんだなあ。寒い日には器をかかえてゴクゴク飲むカフェオレは、かなり温まる。

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たまに無性に食べたくなる西荻窪「丸福」。「春木屋」「佐久信」(閉店)という昭和の「荻窪ラーメン戦争」の一角「丸福」(荻窪)の兄弟店。味玉は中まで火が通る昔ながらの味。上等なロースハムのようなチャーシューに隠れたテルテル坊主型ワンタン。丸福一流の挽肉ともやし。このバランスは他には無い。

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西荻窪「萬福飯店」。やっぱりここの麻婆豆腐が最高だ。昔から変わらないとは言え、先代が横浜中華街の昭和レジェンドシェフの店を食べ歩き盗んだであろう味だ。本場式の山椒が痺れるほど効いたものではなく、葱油が効いていて、上品な深みがある。萬福の看板料理かもしれない。

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