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今年も残り1ヶ月となりましたが、日に一度の更新はここらでちょいとストップして早めの冬休みを取ることにしました。溜まってきた取材データの整理と、お勉強と、あと雪積もるまで可能な限り残りの標柱探しをば。
ひとまず年明けてから再開する予定です。何卒よしなにお願いしやす。
数字上の話で恐縮ですが、この度フォロワー1000名樣を突破いたしました。
秋田に興味を持たれた方、郷愁に想う方、貴重な知識を貸してくださる方など開始当初はここまで反響を頂けるとは思ってませんでした。
まだまだ不勉強の身なれどこの先も小旅を通じて面白い話をお伝えできればと思います。多謝。
【本荘で火事】
由利本荘市本荘
天明4年(1784)9月末、日が暮れてそろそろ宿を取ろうと思った矢先火災を目撃する。往来の騒ぎも激しく野次馬で道も塞がったので里の外れで宿を求めた。《秋田のかりね》
惨状の様子だがどこか傍観的というか、根なし草の旅人らしい一面が垣間見える。
#菅江真澄の道
【相川のなまはげ】
男鹿市北浦相川
なまはげ行事の中止が拡がる男鹿市の中で現在も絶やさず継続させている地域の一つ。
包丁は持たず面は毛髪が多く、ケデ(藁)は着物の前合わせをするように装着する。
昭和4年刊行の『日本地理風俗大系IV』に古い写真が残る。当時の面には角が無い。
#秋田伝承百景
絵灯ろう製作もひと段落ついたので明日からぼちぼちツイートを再開します。夏休みも始まったしまたよろしくお願いしますね。
製作中もネタの整理だけはしていたのよん。
【鳥屋長秋旧宅跡】
秋田市大町5丁目
鳥屋長秋(とやのながき)は、晩年の菅江真澄と親交を持った人物であり、真澄の養子とする説もある。
川反(今の大町)に荒物屋を開業し、真澄が調合した薬『金花香油』は飛ぶように売れたという。
該当店舗に標板があったようだが、撤去されていた。
#菅江真澄の道
【雄物川の怪異・川熊】
大仙市神宮寺
雄物川に出没するとされる妖怪。
真澄《月の出羽路仙北郡》に記述が見られる。
殿様が川で猟をしていると水中から黒い手が現れ銃を奪っていき、家臣が洪福寺淵で激闘を繰り広げた。
水木しげるの妖怪画では毛の生えたワニのような姿で描かれる。
#秋田伝承百景
【アメッコ市】
大館市大町 おおまちハチ公通り
天正16年(1588年)頃から続く小正月行事。田代岳からアメを買いに下りてくる白髭大神様と飴っ子おこうの物語に由来する。
露店のアメはフルーツ味や甘酒、ショウガなどカラフルに富み、この日にアメを食べると風邪をひかないとされる。
#秋田伝承百景